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  3. 都内の狭小住宅で後悔する5つの点|建てた4人の本音と回避策

都内の狭小住宅で後悔する5つの点|建てた4人の本音と回避策

2026 10/06
広告
注文住宅・新築の後悔
2026年6月26日2026年10月6日
都内の狭小住宅で後悔しやすい5つの点を、隣家に挟まれた細い3階建てと番号つきのアイコン、見上げるあいみつで表したイラスト。
【PR】本ページはプロモーションが含まれています
  • 狭小住宅はやっぱり後悔する?
  • 後悔しない設計の工夫は?
  • どんな会社に頼めばいい?

都内で土地が高くて、どうしても家が狭くなりそう。「狭小住宅って、やっぱり後悔するのかな」と検索してたどり着いたんだと思います。先に結論を言うと、狭小ならではの後悔ポイントは確かにあります。でも、知ってさえいれば設計と会社選びでかなり防げます。

あいみつ

僕は1社の提案しか見ずに350万円損しました。狭小こそ、複数社の間取りを並べてから決めてください。

結論:都内狭小住宅で後悔しないために
  • 後悔しやすい5つのポイントはこれ
  • どれも設計の工夫で先回り対策できる
  • 狭小が得意な会社を複数比べるのが近道
  • 都内狭小で建てた4人の本音
この記事を書いた人

あいみつです。35歳の会社員で、2022年に地方郊外で4,200万円の家を建てました。僕は地元の1社しか見ずに相見積もりを取らず、あとから約350万円も損した当事者です。立地こそ都内じゃないけど、「限られた条件のなかで、どう後悔しない家にするか」をさんざん考えて、選び方をしくじった人間です。だからこそ、狭い土地で迷ってる人に「ここだけは先に知っといて」と伝えたいことがあります。

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目次

都内の狭小住宅で後悔しやすい5つのポイント

都内の狭小住宅で後悔しやすい採光・収納・階段・隣家との距離・光熱費の5つを、番号つきのアイコンの輪で示したイラスト。

まずは正直なところから。狭小住宅には、広い家にはない特有の後悔ポイントがあります。ここをぼかしても意味がないので、よく聞く5つを一つずつ見ていきます。

採光:隣家が近くて昼でも暗い

都内の狭小住宅で、隣家が近く窓の外が壁になり昼でも照明をつけている暗い1階リビングとあいみつのイラスト。

都内の狭小地は、隣の家との距離がとにかく近いです。窓を作っても隣の壁しか見えなかったり、日中なのに照明をつけないと暗い、という後悔が一番多いです。とくに1階のリビングは要注意で、南向きでも隣家の影でほとんど光が入らないことがあります。

あと、地味につらいのが「日中ずっと電気代がかかる」こと。暗いから昼でも照明をつけっぱなしになります。採光は住んでからでは直せないので、後悔の中でも根が深い部分です。

収納:床面積が足りず物があふれる

狭小住宅で収納が後回しになり、季節物や来客布団、子どもの物がクローゼットからあふれて困るあいみつのイラスト。

狭小住宅は当然ながら床面積が限られます。で、最初に削られがちなのが収納です。リビングや寝室の広さを優先すると、クローゼットや納戸が後回しになって、住んでから物の置き場に困ります。

季節物や来客布団、子どもの物が増えてくると一気にパンクします。床に置けないなら上に、と考えるのが基本なんですが、ここを設計段階で詰めてないと後悔します。

3階の階段:上り下りが負担に

狭小住宅の3階建てで、洗濯物を3階へ、買い物を2階へ運ぶ階段の上り下りが負担になることを示す断面のイラスト。

狭小地だと床面積を確保するために3階建てになりがちです。で、住んでから効いてくるのが階段です。洗濯物を持って3階まで、買い物を抱えて2階のキッチンまで、これが毎日となるとけっこうな負担になります。

とくに老後に足腰が弱ったときの上り下りは深刻な問題になります。若いうちは平気でも、20年後30年後を考えると無視できないポイントです。

隣家との距離:音と視線が気になる

都内の狭小住宅で隣家と窓が向かい合わせになり、音と視線が気になってカーテンを閉めるあいみつのイラスト。

家が密集しているので、隣の生活音が聞こえやすいし、こちらの音も伝わりやすいです。窓を開けたら隣の窓とほぼ向かい合わせ、なんてこともあります。視線が気になってカーテンを開けられない、という声もよく聞きます。

これは土地の条件でほぼ決まってしまう部分なので、間取りや窓の配置でどう逃がすかが勝負になります。

光熱費:縦長で冷暖房が効きにくい

狭小住宅の縦長の3階建てで、夏は3階が暑く冬は1階が寒くなり冷暖房が効きにくいことを色分けで示したイラスト。

3階建ての縦長の家は、空気が上にたまるので冷暖房の効率が悪くなりがちです。夏は3階が暑く、冬は1階が寒い。階段が吹き抜けのようになっていると、暖めた空気がどんどん上に逃げます。

狭いから光熱費は安いだろう、と思いきや、断熱が甘いと逆に高くつくこともあります。ここは断熱性能でかなり変わる部分です。

後悔ポイントは設計で先回りできる

都内の狭小住宅の後悔ポイント5つは設計で先回りできることを、ポイントと対策を線で結んだ対応表で示すイラスト。

ここまで正直に書いてきましたが、安心してください。さっきの5つは、設計段階で手を打てばかなり防げます。後悔ポイントとセットで対策を見ていきます。

採光は上から取る:天窓と高窓

狭小住宅の採光を天窓・高窓・吹き抜け・2階リビングで上から取る様子を、光の矢印で示した断面のイラスト。

横から光が入らないなら、上から取ればいい話です。天窓(トップライト)や、壁の高い位置につける高窓は、隣家の影響を受けにくく安定して光が入ります。吹き抜けと組み合わせて、3階から1階まで光を落とす設計もよく使われます。

あと、リビングを1階でなく2階や3階に持ってくるのも有効です。上の階ほど隣家の影を抜けやすいので、一番過ごす場所を明るい階に置く、という発想です。

収納は床でなく縦と壁を使う

狭小住宅の収納を、天井までの壁面収納・階段下・小屋裏収納と縦方向に仕込む様子を描いた室内のイラスト。

床面積が取れないなら、高さを使います。天井までの壁面収納、階段下のデッドスペース、小屋裏収納(ロフト)など、縦方向に収納を仕込むのが狭小住宅の鉄則です。

設計の段階で「今ある物と、これから増える物」をリストアップして、収納量を先に決めておくと失敗しにくいです。あとから棚を足すより、最初から作り付けにするほうがきれいに収まります。

狭小住宅で後悔しないよう、今ある物とこれから増える物をリストにして収納量を先に決める流れの図解。

階段の負担は動線と配置で軽く

狭小住宅の階段の負担を減らすため、洗う・干す・しまうを1フロアにまとめた動線を上から見た間取りのイラスト。

3階の負担を減らすには、よく使う水回りや洗濯動線を同じ階にまとめるのが基本です。「洗う・干す・しまう」を1フロアで完結させると、階段の上り下りがぐっと減ります。

予算に余裕があれば、ホームエレベーターを最初から計画に入れる手もあります。後付けは難しいので、将来を見据えるなら設置スペースだけでも確保しておくと安心です。

音と視線は窓配置と間取りで逃がす

都内の狭小住宅で、隣家と向かい合わないよう窓の位置をずらし、寝室を奥に置いて音と視線を逃がす配置図のイラスト。

隣家と窓が向かい合わないように、窓の位置をずらす。視線が気になる面は窓を小さくして、明るさは天窓で補う。寝室など静かにしたい部屋を、道路や隣家から離れた位置に置く。こうした工夫で、密集地でもかなり快適になります。

中庭(コの字型)を作って、外からの視線を遮りつつ光と風を取り込む設計も、狭小住宅では人気です。土地が狭くても、抜け感は作れます。

光熱費は断熱性能でカバーする

狭小住宅の光熱費を、断熱等級・樹脂サッシ・複層ガラス・気密でカバーすることを毛布にくるまれた縦長の家で表したイラスト。

縦長で冷暖房が効きにくいなら、その分しっかり断熱しておくのが対策です。断熱等級を上げる、窓を樹脂サッシや複層ガラスにする、気密をしっかり取る。これだけで上下の温度差はかなり減ります。

正直、僕は自分の家で断熱を等級4のままにしてしまって、ここはもっとこだわればよかったと思っています。狭小で縦長なら、なおさら断熱は妥協しないほうがいいです。広い家のデメリットを逆視点で知りたい人は広い家のストレスや無駄についてもあわせて読むと、ちょうどいい広さが見えてきます。

都内狭小で後悔しない会社選び

都内の狭小住宅の会社選びを、狭小・3階建ての実績、間取りの比較、総額と性能の3本の柱で示したイラスト。

ここまでの対策、実は「会社選び」でほぼ決まります。狭小住宅は設計力の差がもろに出るからです。順番に説明します。

狭小・3階建ての実績で選ぶ

狭小住宅の会社を、施工事例に狭小・3階建てが多いかどうかをアルバムで見比べて選ぶあいみつのイラスト。

狭小地の設計は、広い土地とはまるで別物です。採光や収納をどう取るか、3階建ての構造をどう組むか、ノウハウの蓄積がある会社とない会社で出来上がりが全然違います。施工事例に狭小・3階建てが多い会社を選ぶのが第一歩です。

逆に言うと、狭小を得意としない会社に頼むと、ありがちな後悔をそのまま踏むことになります。ここは会社の得意分野を見極めるのが大事です。

複数社の間取り提案を必ず比べる

同じ狭小住宅の土地でも会社で間取りが違うことを、1階リビングの案と2階リビングの案を机に並べて比べるイラスト。

同じ狭小地でも、会社によって出してくる間取りはまったく違います。A社は1階リビングで暗かったけど、B社は2階リビングで明るかった、なんてことが普通に起きます。1社だけ見て決めると、その会社のレベルが標準だと思い込んでしまいます。

狭小こそ、複数社に同じ土地で間取りを描いてもらって比べるべきです。提案力の差が一番見えるのが、こういう制約のある土地だからです。

僕は1社しか見なかったせいで、提案を比べる機会を自分で捨てて、結果350万円も損しました。複数社の間取りプランをまとめて取り寄せられる持ち家計画のようなサービスを使えば、狭小が得意な会社を効率よく見比べられます。一社ずつ問い合わせる手間もないので、最初の比較にはちょうどいいです。

坪単価でなく総額と性能で判断する

狭小住宅は坪単価ではなく、総額と断熱・耐震などの性能で判断することを天秤で表したイラスト。

狭小住宅は3階建てになる分、構造の補強や階段、設備が増えて、坪単価が割高に見えがちです。でも坪単価だけで比べると本質を見失います。見るべきは総額と、断熱や耐震などの性能です。

安い坪単価でも、断熱が甘くて光熱費がかさめば結局損です。総額と性能をセットで比べる、これが後悔しない判断軸です。費用の全体像は注文住宅の費用相場でも整理しているので、予算感をつかんでおくと比較しやすくなります。

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都内狭小住宅で建てた4人の本音

都内の狭小住宅で建てた4人の本音を、4軒の細い家の窓から顔を出す4羽のカモで表したイラスト。

ここからは、実際に都内の狭小地に家を建てた人たちの声です。良かったことも、正直しんどかったことも、そのまま載せます。順番に見ていきましょう。

30代男性:2階リビングで暗さは解決

都内の15坪の狭小住宅で、2階リビングと天窓にして昼は照明いらずになった30代男性のカモを描いたイラスト。

世田谷の15坪くらいの土地に3階建てを建てました。土地探しの時点で予算がギリギリで、広い土地はとても無理。狭小でいくしかなかったんです。最初に相談した会社は1階にリビングを置く案だったんですけど、たまたま見学に行った似た立地の建売がめちゃくちゃ暗くて、昼なのに照明つけてて。これは無理だなと正直思いました。

で、別の会社が2階リビング+天窓の案を出してくれて、こっちにしました。これが大正解で、昼間は照明いらずです。隣がすぐそこなんですけど、上から光が入るので全然気になりません。リビングが2階にあると、外からの視線も気にならないんですよね。これは住んでみて初めて気づいた利点でした。あと収納は、階段下と壁面を全部使い切る設計にしてもらいました。住んで2年、物があふれてないのは設計のおかげだと思ってます。

ただ、3階建ては階段がやっぱりしんどいですね。洗濯物を3階のベランダまで運ぶのが地味につらい。買い物の荷物を2階のキッチンまで上げるのも、毎日のことだとけっこう効きます。次に建てるなら、洗う場所と干す場所を同じ階にまとめたいです。それと、宅配が来るたびに1階まで降りるのもちょっと面倒で。でもまあ、狭小でもちゃんと明るくて収納に困らない家になったので、トータルでは満足してます。会社を比べてよかった、これに尽きますね。1社目で決めてたら、たぶん暗い家になってました。

都内の狭小住宅でも、15坪の土地に3階建てを建てると延床は30坪を超え部屋数は変わらないことを示す積み上げの図解。

あと、これは建ててから気づいたんですけど、15坪でも3階建てなら延床は30坪超えるんですよね。だから部屋数は普通の家と変わらない。土地が狭い=家が狭い、じゃないんだなって。固定資産税も土地が狭い分、思ってたより安くて。ローンの返済額より固定資産税の安さで助かってる面もあります。都内で家は無理かなと諦めかけてたけど、狭小という選択肢を真剣に検討してよかったです。あのとき「狭いから」って理由だけで諦めなくてほんと良かった。

40代女性:収納を削ったのが心残り

12坪の狭小住宅でリビングを優先して収納を削り、寝室の隅に物を積むことになって後悔する40代女性のカモのイラスト。

正直に言うと、ちょっと後悔してる部分があります。土地が12坪と狭くて、その分リビングをできるだけ広く取りたくて、収納をかなり削っちゃったんです。打ち合わせのときは「収納より広いリビングがいい」って夫婦で盛り上がってたんですよね。住み始めの頃はそれでよかったんですけど、子どもが大きくなって物がどんどん増えたら、もう置き場がなくて。

今は廊下に棚を足したり、ベッド下の収納ケースをフル活用したりして、なんとかしのいでます。でもこれ、最初から壁面に作り付けの収納を入れておけばよかったなと。後から足す棚って、どうしても見た目がごちゃつくし、容量も中途半端なんです。広さって、住む前は広いリビングにばかり目がいくんですけど、いざ暮らし出すと収納のほうが効いてくるんですよね。これは建ててみないとわからなかったかも。

あと、うちは会社を1社だけで決めちゃったんです。最初に行った展示場の営業さんがすごくいい人で、もうこの人でいいかなって。でも今思えば、もう何社か間取りを見ておけば、収納の提案ももっと違ったものがもらえたかもしれない。狭小こそ提案力で差が出るって、建ててから痛感しました。広い土地なら多少設計が下手でもなんとかなるけど、狭小はごまかしが効かないんですよね。これから建てる人は、面倒でもぜひ複数社で比べてほしいです。

狭小住宅でリビングを2畳広げた満足は1年で慣れ、収納の不便はずっと続くという後悔を2枚の間取りで比べた図解。

具体的にどのくらい収納が足りないかというと、子どもの学用品とか季節の家電とか、置き場所がなくて寝室の隅に積んでる状態です。来客布団も入りきらなくて、結局押し入れに無理やり押し込んでる。リビングを2畳広げる代わりに、ウォークインを一つ作ればよかったなって、毎日思います。たった2畳の判断ミスが、何年も地味なストレスになるんですよね。広いリビングの満足感って、正直1年で慣れちゃうんです。でも収納の不便さは、ずっと続く。これから決める人は、そこを冷静に天秤にかけてほしいです。

30代男性:中庭で密集地でも快適に

13坪の狭小住宅でコの字型の中庭を作り、密集地でもカーテンを開けて過ごせる30代男性のカモの家を上から見たイラスト。

都心寄りの13坪に建てました。とにかく隣が近くて、ベランダ同士がほぼ向かい合わせになるような、視線が気になるエリアだったんです。最初は「この土地で快適に暮らせるのか?」って不安しかなかったです。で、設計士さんがコの字型の中庭を提案してくれて。建物で囲んだ真ん中に小さな庭を作る形ですね。外からは見えないけど、空は抜けてる、っていう作りです。

これがほんとに良くて。カーテンを開けっぱなしで過ごせるし、中庭から光と風が家全体に入ってくる。隣が近いことを忘れるくらい、密集地なのに閉塞感がないんですよ。子どもが中庭で水遊びしたりもできて、外を気にせず使える庭があるのは想像以上に快適でした。狭小でこの開放感が出せるとは、正直思ってなかったです。

気になる点を挙げるとすれば、中庭がある分、当然ながら有効な床面積は減ります。だから収納は徹底的に縦に積んで、ロフトも作ってもらいました。それと、複雑な形になるので建築費は普通の四角い家より少し上がりました。あと中庭の防水メンテナンスは将来必要になるかなと。でも、その手間やコストを差し引いても快適さのほうが上回ってるので、後悔はないです。狭い土地でも、設計の工夫しだいでこんなに住み心地が変わるんだなと、つくづく思いました。

狭小住宅の中庭は床面積が減る・建築費が少し上がる・防水メンテナンスが要るという3点と引き換えになることを示す図解。

正直、契約前は中庭なんて贅沢かなと迷いました。その分の床を部屋にしたほうがいいんじゃないかって。でも設計士さんが「13坪で部屋を詰め込んだら、息が詰まる家になりますよ」って言ってくれて。あの一言で決めました。実際、隣の家は同じくらいの土地で部屋を目一杯取ってるんですけど、お邪魔したら確かにちょっと圧迫感があって。うちは床面積では負けてるけど、暮らしの満足度では勝ってる気がします。狭小って、面積を欲張った人が後悔して、抜け感を取った人が満足してる印象です。これは何社か見比べないと気づけなかった視点でした。

40代男性:断熱をケチって冬が寒い

狭小住宅で断熱を標準のままにして、冬は1階のリビングだけ底冷えすると後悔する40代男性のカモのイラスト。

うちは土地にお金をかけすぎて建物の予算が厳しくなって、削れるところを探した結果、断熱のグレードを標準のままにしたんです。営業さんも「都内だしそこまで寒くないですよ」って言ってたので、まあいいかと。そしたら冬、1階がめちゃくちゃ寒くて。3階の寝室は暖かいのに、1階のリビングだけ底冷えする。暖かい空気は上にたまるから、縦長の家ってこうなるんだ、って住んでから初めて知りました。

結局、1階は暖房をガンガン焚くことになるから、光熱費もかさんでます。狭いから光熱費は安いだろうと思ってたのに、まさかの逆。あのとき断熱に数十万でも上乗せしてれば、毎月の光熱費の差でとっくに元が取れてたはずなんですよね。今さら断熱をやり直すのは現実的じゃないし、これは本当に最初の判断ミスでした。

あと地味に、3階建ての階段が年々きつくなってる気がします。まだ40代なのに、朝イチで3階から1階まで降りるのがしんどい日がある。これ、親が遊びに来たときも上るのが大変そうで、将来同居とか考えると不安になります。狭小で3階建てを選ぶなら、断熱と階段の負担、この2つだけは絶対に妥協しないほうがいい。目先の数十万をケチって、この先何十年も後悔する。安物買いの銭失いって、まさにこれでした。これから建てる人には、同じ失敗をしてほしくないです。

断熱を標準のままにした狭小住宅の冬の電気代は一番高い月で約2万5千円、同じくらいの広さの実家は1万5千円台という体験談の棒グラフ。

具体的な数字で言うと、うちは冬の電気代が一番高い月で2万5千円くらいいきます。同じくらいの広さの実家は1万5千円台らしくて、その差が断熱なんだなって。1年で計算すると数万円、10年で数十万。それなら建てるときに断熱に上乗せしたほうが、どう考えても得だったんですよね。あと寒さって、お金の問題だけじゃなくて、毎朝リビングがヒヤッとするのが普通にしんどい。冬の朝、暖房が効くまで毛布にくるまってる自分を見ると、ここケチるんじゃなかったなって毎年思います。断熱は見えない部分だからこそ、後回しにしちゃダメですね。

都内の狭小住宅でよくある質問

都内の狭小住宅でよくある質問に、3階建ての模型を前にしたあいみつが答えていくイラスト。

最後に、狭小住宅を検討する人からよく出る疑問にまとめて答えておきます。気になるところだけでも目を通してみてください。

狭小住宅は何坪くらいから狭小と呼びますか?

明確な定義はありませんが、一般的には15坪(約50平米)以下の土地に建てる住宅を狭小住宅と呼ぶことが多いです。都内では10坪前後の土地に建てるケースも珍しくありません。

狭小住宅は3階建てにしないとダメですか?

必須ではありません。ただ床面積を確保するために3階建てになるケースが多いです。2階建てで足りるなら階段の負担が減るので、まずは必要な広さと土地の広さから検討するのがおすすめです。

狭小住宅は割高になりますか?

3階建てになると構造の補強や階段が増えるため、坪単価は割高に見えがちです。ただ延床面積が小さいので、総額では抑えられることも多いです。坪単価でなく総額で判断するのがポイントです。

狭小住宅でも収納は足りますか?

設計しだいです。床に頼らず、壁面収納や階段下、小屋裏収納など縦方向を使えばかなり確保できます。住み始めてからでは増やしにくいので、設計段階で収納量を先に決めておくと安心です。

隣家が近くて暗くなりそうです。明るくできますか?

横から光が取れない場合は、天窓や高窓で上から光を取り込むのが定番です。リビングを上の階に置く、吹き抜けで光を下に落とすなどの方法もあります。狭小が得意な会社ほどこの工夫が上手です。

老後に3階建てはきつくないですか?

正直、足腰が弱ると階段は負担になります。水回りを生活フロアにまとめる、将来エレベーターを設置できるスペースを確保しておくなど、設計段階で備えておくと安心です。

狭小住宅の光熱費は高いですか?

延床が小さいので本来は抑えやすいですが、縦長で冷暖房が効きにくく、断熱が甘いと逆に高くつきます。断熱性能を上げておけば、上下の温度差も光熱費も抑えられます。

狭小住宅で後悔しないために一番大事なことは?

狭小が得意な会社を選び、複数社の間取り提案を比べることです。同じ土地でも会社によって明るさも収納量も大きく変わります。1社で決めず比較するのが後悔回避の最短ルートです。

狭い土地でも開放感は出せますか?

出せます。中庭(コの字型)や吹き抜け、勾配天井などを使えば、床面積が小さくても抜け感のある空間になります。視線を遮りつつ光と風を取り込めるので、密集地でも快適です。

狭小住宅は資産価値が下がりますか?

立地が良ければ土地としての価値は保たれやすいです。都内の利便性の高いエリアなら、狭小でも需要があります。ただ設計の質や使い勝手で評価は変わるので、住みやすい家にしておくことが結局は価値につながります。

狭くても、後悔しない家は建てられる

都内の狭小住宅でも、上から光を取り縦に収納して断熱を妥協しなければ明るく暮らせることを示す、まとめの一軒のイラスト。

都内の狭小住宅には、採光・収納・階段・隣家距離・光熱費という特有の後悔ポイントがあります。でも、どれも設計で先回りできるものばかりです。上から光を取る、縦に収納する、断熱を妥協しない。この発想があれば、狭くても十分に快適な家になります。

そして一番大事なのは、狭小が得意な会社を選んで、複数社の間取りを比べること。僕は1社で決めて350万円損しましたが、あなたはそうならないでほしい。狭い土地は、提案力の差が一番出る土地です。だからこそ比べる価値があります。

限られた土地でも、家族が明るく暮らせる家は作れます。後悔から逆算して、納得のいく一軒にしてください。まずは狭小が得意な会社の間取り提案を見比べるところから始めてみてください。持ち家計画なら、条件に合う会社の提案をまとめて取り寄せられます。

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この記事を書いた人

あいみつのアバター あいみつ

「みんなの住宅失敗談」運営者。ハウスメーカー1社だけで契約して、あとから350万円も高くついたと気づいた経験あり。

同じ後悔をする人を減らしたくて(本当は比較を教えてくれない業界の不透明さにムカつきすぎて)全国の住宅の失敗談を集めて発信しています。合言葉は「家を買うときは必ず相見積もりを取れ」。

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あいみつ

あいみつ

35歳・地方郊外の会社員。妻と娘の3人暮らし。地元の中堅ハウスメーカーで35坪4LDKを4,200万円で建てたあと、相見積もりを取らなかったせいで350万円損していたことに気づきました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたくて発信中。

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