「ワンルームマンション投資で一番儲けたのは誰だ」と検索したあなたは、たぶん営業を受けて迷っているか、すでに始めて毎月の赤字に「あれ、これ誰が得してるんだ?」とモヤついている側だと思います。
結論から正直に言うと、一番儲けているのは投資した本人ではないことが多いです。この記事では、誰がどう得して、なぜ多くの個人オーナーが「地獄」と言うのかを、営業トークの裏まで包み隠さず書きます。
| 謳い文句 | 現実 | 得する人 |
|---|---|---|
| 節税になる | 赤字前提の持ち出し | 販売会社 |
| 年金代わり | 売れず残債で詰む例も | 銀行 |
| 頭金0で持てる | フルローンで即赤字 | 販売会社 |
| 空室でも安心 | 家賃を減額される | 管理会社 |
あいみつ(35歳・会社員)です。じつは僕、2022年に4,200万円で家を建てた前後に、ワンルーム投資の営業電話やセミナー勧誘を何度も受けた側の人間です。「節税になりますよ」「年金代わりに」と。
家のほうも1社しか見ずに約350万円損した僕なので、不動産でカモられる怖さは骨身にしみてます。だからこそ、営業トークの気持ちよさと、その裏側を両方知っている目線で、忖度なしに書きます。
一番儲けたのは販売会社・デベロッパー

あなたがいちばん知りたい「誰が一番儲けたのか」の答えから書きます。多くのケースで、いちばん得しているのは投資家本人ではなく、その物件を売った会社です。理由を順番に見ていきましょう。
新築価格には利益が上乗せ
新築ワンルームの販売価格には、デベロッパーの利益・営業の歩合・広告費がしっかり乗っています。あなたが払うお金の一部は、最初から売る側の取り分です。
しかも、その物件はあなたが買って契約した瞬間に「中古」になります。一般的に新築プレミアムは大きく、買った直後に相場が2〜3割下がるケースも珍しくありません。つまり売った時点で、販売会社の利益はもう確定しているわけです。
悩む男性えっ、買った瞬間に2割下がるって…。
下がるリスクは買い手が負う
新築の値下がりリスクを背負うのは、売った会社ではなく買ったあなたです。販売会社は売り切った時点で利益を回収し、その後の値下がりや空室には基本的にノータッチです。
「将来値上がりするかも」と言われても、それはあくまで可能性の話。立地や築年数によっては、十年経っても買値に戻らないこともあります。リスクと利益のバランスが、最初から売る側に有利に傾いているんです。
営業トークの裏側
「今だけ」「あなただけ特別に」という言葉は、売り切りたい側の常套句でもあります。良い物件なら黙っていても売れるはずで、わざわざ電話で勧めてくる時点で一度立ち止まる価値があります。
不動産の営業手法そのものに不安がある人は、不動産屋のよくある嘘の見抜き方もあわせて読むと、危ない相手を見分けやすくなります。
2番目に儲けたのは売った営業マン


販売会社の次に得しているのが、現場で売った営業マンです。なぜ彼らがあれほど熱心に勧めてくるのか、その仕組みを知っておくと冷静になれます。
売れば売るほど歩合給
ワンルーム投資の営業は、契約が取れると歩合(インセンティブ)が入る給与体系のことが多いです。1件決めればまとまった収入になるので、当然ながら全力で勧めてきます。
つまり、彼らが見ているのはあなたの将来の利益というより、目の前の契約です。親身に見える熱意の一部は、自分の歩合のためでもある。これは責める話ではなく、構造としてそうなっているという事実です。
断りにくくする話術
長時間の面談、深夜まで続く電話、「ここまで説明したのに」という空気。断りにくい状況を作るのも、残念ながらよくある手口です。その場で判断させようとする相手は要注意です。
まともな投資なら、一晩考える時間をくれます。考える間も与えず即決を迫ってくるなら、それだけで距離を置く理由になります。しつこい勧誘に困っている人は、しつこいDMや営業をやめさせる方法も参考にしてください。
3番目に儲けたのは35年ローンの銀行


意外と見落とされがちですが、長い目で見て確実に得しているのが、お金を貸した銀行です。ここを理解すると「不労所得」の言葉の見え方が変わります。
金利でじっくり回収
銀行は35年という長い期間、あなたから金利を受け取り続けます。家賃収入の多くがローン返済に消える間、その返済には元金だけでなく利息も含まれています。
あなたが毎月コツコツ払うお金の一部は、ずっと銀行の利益になり続けます。物件が空室でも値下がりしても、返済義務は消えません。貸し手にとっては、かなり安定した取引先なわけです。



結局、毎月の家賃は他人のために回ってる感じか…。
不労所得という言葉の罠
「働かずに家賃が入る不労所得」と聞くと魅力的ですが、現実は家賃の多くがローンと諸経費に消えていきます。手元に残るのはわずか、あるいはマイナスということも普通にあります。
本当の意味で不労所得になるのは、ローンを払い終えたずっと先の話。それまでの数十年は、空室や修繕のリスクを抱えながら返済を続ける「労働」に近い時間です。言葉の響きに乗せられないようにしたいところです。
多くの個人オーナーが地獄を見る理由


「ワンルーム投資 地獄」という言葉で検索する人が後を絶たないのには、はっきりした理由があります。なぜ多くの個人オーナーが苦しむのか、その仕組みを正直に見ていきましょう。
毎月の赤字が積み上がる
新築フルローンの場合、家賃よりローン返済と管理費・修繕積立金・税金の合計が上回り、毎月持ち出しになることがよくあります。これが「赤字キャッシュフロー」です。
- 家賃が入ってもローンで消える
- 管理費や税金は別で出ていく
- 空室になれば家賃ゼロ
毎月の赤字が数千円でも、何十年も積み重なれば大きな金額です。「いつか黒字に」と耐えるうちに、貯金が削られていく人もいます。
サブリースの減額条項
「空室でも家賃保証」と言われて契約するサブリース(家賃保証)には、契約書に賃料を見直して下げられる条項が入っているのが一般的です。永久に同じ家賃が保証されるわけではありません。
数年ごとに家賃を下げられ、拒否すると契約を解除されることもあるのが現実です。「安心」という言葉を鵜呑みにせず、契約前に減額条項の有無を必ず確認してください。
売りたくても売れない詰み
いちばんきついのが、手放したいのに手放せない状態です。新築プレミアムで買った物件は値下がりしやすく、売却価格よりローンの残債が多いと、自腹で差額を埋めないと売れません。
結果、赤字を垂れ流しながら持ち続けるか、大きな損を確定させて損切りするかの二択になります。これがまさに「地獄」と呼ばれる状態です。こうした不動産トラブルの全体像は悪徳業者を見抜くたった一言も役に立ちます。
節税は赤字とセット
「節税になる」もよく使われる殺し文句です。仕組みとしては、不動産所得の赤字を給与と損益通算して税金を減らすもの。つまり節税できている時点で、その物件は赤字を出しているということです。
戻ってくる税金より、毎月の持ち出しや将来の値下がりのほうが大きければ、トータルでは損です。節税という言葉だけで判断すると、本末転倒になりかねません。
それでも儲かった少数派の共通点


もちろん、ワンルーム投資で得をした人もいます。ただ、その人たちには共通点があり、営業に乗せられて新築フルローンで買った大多数とは、やり方がまるで違います。順に見ていきましょう。
中古を割安に買っている
儲かった人の多くは、新築プレミアムが乗った物件を避け、値下がりが落ち着いた中古を割安に買っています。最初の取得価格が低いぶん、家賃で十分にプラスを出しやすくなります。
「安く買って、無理なく回す」が基本姿勢です。営業に勧められるまま買うのではなく、自分で相場を調べて値付けの妥当性を判断しているのが特徴です。
好立地と自己資金が厚い
空室になりにくい好立地を選び、頭金を多めに入れてローンの負担を軽くしているのも共通点です。借入が少なければ金利の支払いも減り、毎月の収支が黒字になりやすくなります。
つまり、フルローンで詰む人とは出発点からして違います。無理のない借入と好立地が、勝ち負けを分ける大きな差になっています。
出口戦略を最初に決めている
いつ・いくらで売るかという出口戦略を、買う前から考えているのも勝ち組の特徴です。ずっと持ち続ける前提ではなく、売却まで含めて収支を計算しています。
逆に「とりあえず持っておけば年金代わり」と曖昧なまま始めた人ほど、出口で苦労しがちです。買う時より、売る時のことを先に考えられるかが分かれ目です。
ワンルーム投資をした5人の本音


ここからは、実際にワンルーム投資をした人たちの声を集めました。うまくいかなかった人が多めですが、そこそこ回している人もいます。いいことも悪いことも、そのまま載せます。
新築フルローンで毎月赤字に
32歳・会社員の男性の話です。
正直に言うと、完全に営業のペースに飲まれました。会社の昼休みにかかってきた電話で、最初は断ってたんですけど。「お忙しいですよね、5分だけ」って言われて、その5分が結局2時間ですよ。で、後日カフェで会ったら、もう契約書まで用意してあって。
頭金0、フルローンで都内の新築ワンルームを買いました。家賃が8万ちょっと入るんですけど、ローンと管理費と修繕積立で、毎月1万5千円くらいの持ち出しです。買った当時は「これくらいなら生命保険代わりだ」と思ってたんですよね。営業の人もそう言ってたし。
でも、ボーナスで補填してたのが、子どもが生まれてから一気にきつくなって。妻に通帳見られた時の空気は、思い出したくないです。「これ毎月マイナスじゃん」って静かに言われて、何も返せませんでした。
売ろうと思って査定に出したら、残債のほうが300万近く多くて、売るにも自腹がいる。塩漬けにするしかなくて。夜中にスマホで「ワンルーム 売れない」って検索してる自分が情けないです。誰が得したかって、たぶん僕じゃないですよね。
あと地味にきついのが、確定申告です。毎年この時期になると、自分が損してる現実を数字で突きつけられる感じで。減価償却がどうとか、最初は営業の人が手伝ってくれるって言ってたのに、2年目からは「あとはご自身で」みたいな感じになって。放り出された気分でしたね。
家を買おうか迷ってる同僚に「投資用マンションどう思う?」って聞かれた時、つい力説しちゃいました。やめとけって。自分の失敗を人に話すのって恥ずかしいんですけど、同じ目には遭ってほしくなくて。今思えば、あの電話を切れてさえいれば、って。ほんと、それだけなんですよね。
サブリースの家賃を下げられた
40代・主婦の方の話です。
夫が定年前にと思って始めたんです。「空室でも家賃保証があるから安心ですよ」と言われて、そこがいちばんの決め手でした。私たち夫婦、リスクが怖いタイプなので、保証という言葉にすごく惹かれてしまって。
最初の数年はたしかに保証どおりでした。でも契約書をよく読んでなかったんですよね、私たち。数年ごとに家賃を見直すって小さく書いてあって。4年目だったかな、保証額を下げますって通知が来て。断れますかって聞いたら、それなら契約を解除する形になりますと言われて。
結局、下げられた額をのむしかなくて。空室でも安心っていうのは、あくまで「下げられた家賃で」なんだなって。あの時もっとちゃんと契約書を読んでいればって、何度も思います。保証って言葉、ちょっと信じられなくなりました。
夫は今でも「まあ年金よりはマシだ」って言ってますけど、私はあまり納得できてないです。あと、管理会社に何か聞いても返事が遅くて、それもじわじわストレスでした。細かいことなんですけどね。
契約した日のこと、今でも覚えてます。営業の方が若い女性で、すごく丁寧で。お茶まで出してもらって、なんだか申し訳なくて断りづらかったんですよね。今思うと、あの感じの良さも全部ふくめて営業だったのかなって。疑うのが苦手な性格なので、私みたいなタイプはほんとカモにされやすいんだと思います。
娘にこの話をしたら、「お母さんそういうの弱いんだから、次から私に相談してよ」って怒られました。たしかにそうなんですよね。大きいお金を動かす時は、ひとりで決めちゃダメだなって、この歳になって痛感してます。誰かに止めてもらうって、大事だったんだなあと。
節税目当てが結局持ち出し
38歳・会社員の男性の話です。
年収がそこそこ上がってきて、税金が高いなと感じてた時に勧誘されました。「減価償却で節税できますよ、確定申告で還付されます」って。数字で見せられると、なんか得した気になっちゃうんですよね。実際、初年度は確定申告でそれなりに戻ってきました。
でも冷静になって計算したら、戻ってくる税金より、毎月の持ち出しのほうが多いんですよ。節税できてるってことは、それだけ赤字を出してるってことで。当たり前なんですけど、契約する時はそこに気づけなかった。
減価償却の額って年々減っていくので、節税効果も先細りなんです。数年で還付もしょぼくなって、ただ赤字だけが残る。誰のために節税してるんだか、わからなくなりました。税理士じゃなくて、売った会社が得しただけかもなって。
今は早めに損切りするか迷ってる最中です。妻には「だから言ったじゃん」と言われ続けてます。返す言葉がないのがつらい。
営業の人が見せてきたシミュレーション、すごくよくできてたんですよ。35年後にはローンが終わって、家賃がまるまる入ってきますって。きれいな右肩上がりのグラフで。でも、あれって空室も値下がりも家賃の下落も入ってない、いちばん都合のいい数字なんですよね。後から自分で計算し直して、青ざめました。
税金が高いのが嫌だっただけなのに、気づいたら毎月お金が出ていく仕組みを買わされてたわけで。本末転倒もいいとこです。同じ理由で「節税になりますよ」って勧誘の電話、いまだにたまにかかってきます。今はもう、最初の一言で切れるようになりました。授業料は高かったですけど、それだけは身につきました。妻にだけは、一生言われ続けるんだろうなと思ってます。
断れず契約して損切りした
45歳・会社員の男性の話です。
これは完全に自分の弱さなんですけど、断るのが苦手で。セミナーに行ったのが運の尽きでした。周りがみんな前向きな雰囲気で、ひとりだけ「やめときます」って言える空気じゃなかったんです。営業の人もすごく感じが良くて、なおさら断りづらくて。
地方の中古を1部屋。新築よりは安かったんですけど、立地が微妙で。入居者が出たあと、半年くらい空室が埋まらなくて。その間も返済はあるので、貯金が減っていくのを見てるのがしんどかったです。
結局、3年ほど我慢して損切りしました。トータルで150万ちょいの損です。痛い勉強代でしたけど、これ以上持ってても精神的にもたないなと。売れただけマシだったのかもしれません。詰んで売れない人もいるって後から知って、ぞっとしました。
あの時きっぱり断れてたらなって、今でも思います。お金より、あの数年のモヤモヤした気持ちのほうが、よっぽど高くついた気がします。
空室の半年間、入居者募集中のサイトを毎日のように見てたんですよ。今日こそ問い合わせ来てないかなって。でも僕の部屋、周りより家賃が高めに設定されてて、そりゃ埋まらないよなと。営業の人は「相場より強気でいけます」とか言ってたのに、現実は全然でした。聞いてた話と違うじゃん、っていう。
損切りを決めた日、なんか逆にスッキリしたのを覚えてます。これでもう毎月のマイナスに怯えなくていいんだって。妻にも「やっと終わったね」って言われて。儲けるどころか、平穏な気持ちを取り戻すためにお金を払った感じですね。断れない性格、ほんと損だなあと。今は知らない番号は出ないし、営業電話は留守電に任せてます。それくらいでちょうどいいんだなって、やっとわかりました。
中古を現金寄りでそこそこ運用
50歳・自営業の男性の話です。少し辛口になります。
うちは一応、回ってるほうだと思います。ただ、最初に言っておくと、新築をフルローンで買うやり方には僕は反対です。あれで儲かるイメージがどうしても湧かない。僕がやったのは築15年くらいの中古を、頭金を半分以上入れて買う方法でした。
駅から近い物件に絞って、自分で何度も現地を見て。営業の言うことは半分しか信じませんでした。借入が少ないので、空室が出ても返済で詰むことはないです。月の手残りは大きくないですけど、ちゃんとプラスです。
ただね、これを「誰でも儲かる」とは絶対に言いたくないんです。物件を見る目も、まとまった自己資金も、空室に耐える胆力もいる。営業に勧められて、何も調べずに新築を買う人とは、スタートラインが全然違うんですよ。
正直、向き不向きがはっきりした世界だと思います。楽して儲かると思ってる人は、まず手を出さないほうがいい。それくらいシビアです。僕も最初の1部屋では小さく失敗してますしね。
最初の1部屋は、調子に乗って郊外の安い中古に手を出したんです。利回りの数字だけ見て。そしたら入居者が出たあと全然埋まらなくて、結局売りました。あの失敗があったから、次からは立地と自己資金にこだわるようになった。痛い目を見ないと学べないタチなんですよ、僕は。
だから、これから始めようって人には言いたいです。営業の電話一本で決めるような買い方だけは、絶対にやめたほうがいい。自分の足で何件も現地を見て、近所のスーパーや駅までの道を歩いて、それでもいけると思った時だけです。手間を惜しむなら、ワンルーム投資はやらないほうが幸せだと思いますよ。本気でそう思います。
カモにされない為に今すべきこと


ここまで読んで、少し怖くなったかもしれません。でも、構造を知っていれば防げます。最後に、カモにされないために今できることをまとめます。
その場で契約しない
いちばん大事なのは、その場で契約しないことです。即決を迫る相手とは距離を置く。これだけで、危ない契約のほとんどは避けられます。
持ち帰って一晩考え、できれば利害関係のない第三者に相談してください。まともな話なら、考える時間を与えても逃げていきません。



持ち帰って考えるだけで、かなり守れますよ。
表面利回りを信じない
パンフレットに載っている表面利回りは、管理費や税金、空室を考えていない数字です。実際に手元に残る実質利回りは、それよりかなり低くなります。
家賃から管理費・修繕積立金・税金・ローンを引いて、空室期間も見込んで、本当にプラスになるのか自分で計算してください。営業の出す試算は、都合のいい前提になっていることがあります。
誰が得するかで考える
勧められた時は「この取引で誰がいちばん得するのか」を考える癖をつけてください。あなたより売る側が得する構造なら、いったん立ち止まる合図です。
そして最後に、投資は自己責任です。この記事は一般的な傾向をまとめたもので、最終的な判断は信頼できる専門家にも相談したうえで決めてください。誰かに急かされて決める投資に、いい結果は少ないです。
- ワンルーム投資で一番儲かるのは誰ですか?
多くのケースで、投資家本人ではなく販売会社・営業マン・銀行です。新築プレミアムや歩合、金利で先に利益を確保する構造になっているためです。
- ワンルーム投資は本当に地獄ですか?
新築フルローンで始めた人ほど赤字や残債で苦しみやすいです。一方、中古を割安に低借入で買った少数派は黒字の例もあり、やり方で大きく分かれます。
- 新築ワンルームは買った瞬間に値下がりしますか?
新築には利益や広告費が上乗せされているため、契約した時点で中古扱いとなり、相場が2〜3割下がるケースも珍しくありません。立地次第ではさらに下がります。
- サブリースなら空室でも安心ですか?
永久に同じ家賃が保証されるわけではありません。契約書に賃料を見直して下げられる条項があるのが一般的で、拒否すると解除される場合もあります。
- 節税になるなら得じゃないんですか?
節税は不動産所得の赤字を給与と通算する仕組みです。節税できている時点で赤字が出ており、戻る税金より持ち出しが大きければトータルでは損になります。
- 頭金0のフルローンは危ないですか?
返済負担が重く、当初から赤字になりやすいです。値下がりすると残債が売却価格を上回り、売りたくても売れない詰み状態になることがあります。
- 途中で売却することはできますか?
売却自体は可能ですが、残債が売却価格より多いと自腹で差額を埋める必要があります。新築を高値で買った場合ほど、売りにくくなる傾向があります。
- 儲かっている人はどんな人ですか?
中古を割安に買い、好立地で自己資金が厚く、出口戦略を最初から決めている人が多いです。営業任せで新築を買った大多数とはやり方が異なります。
- 営業電話やセミナーは断っていいですか?
もちろん断って大丈夫です。即決を迫る相手ほど警戒すべきで、まともな話なら考える時間をくれます。しつこい場合は記録を残し、はっきり拒否しましょう。
- 勧められたらまず何をすべきですか?
その場で契約せず持ち帰り、表面利回りを鵜呑みにせず実質収支を自分で計算してください。誰が一番得する取引かを考え、第三者にも相談しましょう。
まとめ:誰が得するかを見抜けば守れる


ワンルーム投資で一番儲けたのは、多くの場合あなたではなく、販売会社・営業マン・銀行でした。新築プレミアムや歩合、金利で、彼らは先に利益を確保しています。
そして多くの個人オーナーは、赤字キャッシュフローやサブリースの減額、売れない詰みで「地獄」を見ています。逆に、中古を割安に・低借入で・出口を決めて買った少数派は、そこそこ回しています。差はやり方そのものです。
僕自身、家づくりで1社しか見ずに350万円損した人間です。不動産でカモられるのは、賢いか賢くないかじゃなく、急かされてその場で決めてしまうかどうか。誰が得するかを一度立ち止まって考えるだけで、あなたの大事なお金はずいぶん守れます。焦らず、自分の頭で決めてください。






