「不動産屋は嘘ばかり」。物件探しや売却の途中で、そう感じて検索した人は多いはずです。調子のいいセールストークに振り回され、後から「話が違う」と気づいたときの怒りと不信感は、なかなか消えません。
先にお伝えしておくと、不動産屋がすべて悪というわけではありません。誠実な担当者もたくさんいます。問題は、嘘をつく業者を見抜けないと、数百万円単位で損をしかねないことです。
同じ営業トークを聞いても、鵜呑みにして高く買わされる人と、一度持ち帰って比べてカモられずに済む人に分かれます。分けるのは性格でも運でもなく、「典型的な嘘を知っているか」だけ。あなたがどちら側に立つかは、ここから変えられます。
この記事では、なぜ「嘘ばかり」と感じるのか、よくある嘘・営業トークの具体例、そしてそれを見抜く方法を、実際に嘘に遭った5人の体験談とともに解説します。知識は、あなたを守る武器になります。
\最初に結論/
まずは、なぜそう感じてしまうのかから。
「みんなの住宅失敗談」運営者。ハウスメーカーに言われるまま契約して、350万円もぼったくられた経験あり。
同じ後悔をする人を減らしたくて(本当はボッタクリ業者にムカつきすぎて)全国の住宅の失敗談を集めて発信しています。合言葉は「家を買うときは必ず相見積もりを取れ」。
「不動産屋は嘘ばかり」と言われる理由

不動産屋に不信感を抱く人が多いのには、構造的な理由があります。まずはその背景を知ると、冷静に向き合えるようになります。
一つずつ見ていきます。
情報の非対称とノルマが背景にある
不動産取引は、プロである業者と素人である私たちの間で、持っている情報の量がまったく違います。この「情報の非対称性」があるため、こちらは相手の言うことを信じるしかない場面が多いんです。
さらに、営業担当には契約のノルマがあります。売りたい気持ちが先に立つと、都合の悪い情報は伏せられがち。これが「嘘ばかり」と感じる大きな要因です。
嘘をつく業者と、誠実な業者がいる
ただ、ここは公平に見ておきたいところです。不動産業界には、ノルマ優先で平気で誇張する業者もいれば、長期的な信頼を大事にする誠実な担当者もいます。全員が嘘つき、というわけではありません。
大切なのは、「嘘をつくタイプか、誠実なタイプか」を見分ける目を持つこと。次の章で紹介する典型的な嘘を知っておけば、その判断がぐっとしやすくなります。
見抜けないと数百万円損することも
不動産は金額が大きいぶん、嘘の代償も大きくなります。相場より高く買わされる、不利な条件に気づかない、後から欠陥が判明する。一つの見落としが、数百万円の損につながることも珍しくありません。
だからこそ、「嘘ばかり」と嘆くだけで終わらせず、見抜く力を身につけることが大事なんです。守りの知識が、そのまま大金を守ることになります。
悩む男性プロ相手だと、何が本当か分からなくて不安になりますよね…。
参考記事:悪徳業者を見抜くたった一言とは?見分け方と騙された5人の体験談


不動産屋によくある嘘・営業トーク


嘘を見抜く第一歩は、典型的なパターンを知ること。よく使われる営業トークを頭に入れておけば、いざ言われたときに冷静でいられます。
代表的な3パターンを見ていきます。
「今決めないと他の人が」と煽る
もっとも多いのが、この煽りトークです。「人気物件なので、今日中に決めないと他の方に取られます」。こう言われると、焦って冷静な判断ができなくなります。
本当に他の申込が入っていることもありますが、契約を急がせるための方便であることも少なくありません。「縁がなければ仕方ない」と一歩引ける人が、結局は損をしません。



人気物件なので、今日中に決めないと他の方に取られますよ!
「相場より安い」「すぐ価値が上がる」
「この物件は相場より安い掘り出し物」「この辺は再開発でこれから価値が上がる」。こうした”お得感”や”将来性”を強調するトークも定番です。
本当かどうかは、自分で相場を調べれば分かります。根拠のない「上がる」は、ただのセールストーク。数字の裏づけがあるかを必ず確認しましょう。
- 「相場より安い」→相場を自分で確認
- 「価値が上がる」→根拠を聞く
- 「家賃並みの返済」→諸費用込みで計算
不都合な事実をあえて言わない
はっきりした嘘より厄介なのが、「言わない」タイプです。日当たりの悪さ、騒音、過去の事故、修繕積立金の値上げ予定など、聞かなければ教えてくれないことがあります。
もちろん、心理的欠陥などは本来きちんと告知すべき事項です。ただ、こちらから積極的に「デメリットや告知事項はありますか」と聞く姿勢が、自衛につながります。
不動産屋の嘘を見抜く方法


嘘のパターンが分かったら、次は見抜く技術です。難しいことはありません。3つの習慣を持つだけで、ほとんどの嘘は無力化できます。
順番に見ていきます。
複数社・複数物件で比較する
嘘を見抜く最強の方法が、比較です。一社の話だけ聞いていると、それが基準になってしまい、嘘でも気づけません。複数の会社、複数の物件を並べると、おかしな点が浮かび上がります。
「A社はこう言うけど、B社は違うことを言う」。その食い違いこそ、嘘や誇張を見抜く手がかりです。比較する相手がいれば、嘘は自然とあぶり出されます。



一社だけだと、それが嘘でも基準がなくて気づけないんです。
数字の根拠と書面を求める
口頭の「お得です」「大丈夫です」は、あてになりません。「その根拠を数字で見せてください」「書面に残してください」と求めましょう。
誠実な業者なら、快く資料や書面を出してくれます。逆に、口約束ばかりで書面を渋るなら、それ自体が危険信号。記録に残すことは、後のトラブル防止にもなります。
公的情報・第三者で裏を取る
相場やハザード、周辺環境は、自治体の情報やハザードマップなど、公的な情報で自分で確認できます。業者の言葉を鵜呑みにせず、客観的なデータで裏を取る習慣をつけましょう。
必要なら、ホームインスペクション(住宅診断)など第三者のプロに見てもらう手もあります。利害関係のない第三者の目は、嘘を見抜く強い味方になります。
参考記事:不動産のしつこいDMをやめさせる方法【実体験】止めた5人の声


体験談|不動産屋の嘘に遭った5人の声


実際に不動産屋の嘘や誇張に遭った5人の体験談です。どんな嘘に、どう気づいたのか。リアルな声から、見抜くヒントを受け取ってください。
※体験談は取材・アンケート・公開されている評判をもとに、個人が特定されないよう一部再構成しています。
「今決めないと」で焦り即決(38歳)
「実はこの部屋、今日の午後にもう一組内見が入ってまして」。土曜の昼前、内見から戻ってカウンターで麦茶を出されたところで、担当の人がふっと声を落としてそう言ったんです。たしか入社二年目とか言ってた、若い男の人でした。
初めての一人暮らしで、そもそも何を基準に選べばいいのかも分かっていませんでした。部屋自体は、まあ悪くない。でも決め手はない。
迷ってるあいだに「取られちゃいますよ、たぶん」と来たので、頭の中がもう「逃したくない」だけになって。気づいたら申込書にボールペンを走らせていました。サインしながら、いま自分なにしてるんだろ、とは正直ちょっと思いました。
引っかかったのは、その三日後です。なんとなく同じサイトを開いたら、その部屋がまだ募集中で出ていて。「もう一組」は、結局なんだったんでしょうね。本当にいたのかもしれないし、いなかったのかもしれない。そこはもう確かめようがないので、勝手に想像してモヤモヤするしかないんですけど。



「取られますよ」って言われると、頭が真っ白になりますよね…。
住んでみたら別に普通でした。日当たりもそこそこだし、隣もうるさくない。だから損したかと言われると、よく分からない。
ただ、あの「決められちゃいますよ」のひと押しで判断を奪われた感じだけが、いまだに胸の奥に残っています。母にその話をしたら「あんた昔から押しに弱いもんね」と笑われて、それはそれでちょっと腹が立ちました。
その後の物件探しでは、何を言われても「一回持ち帰ります」とだけ返すようにしています。べつに賢くなったわけじゃなくて、あのときの妙な後味が嫌だっただけです。いまもあの申込書の控え、引き出しの奥に入れっぱなしで、捨てそびれています。
「相場より安い」が嘘だった(42歳)
2,980万。たしか、そのくらいの値段だったと思います。中古マンションの一室で、担当の人が「これ相場よりかなり安いですよ、今が買い時です」と、それはもう熱心に勧めてくる。
築は二十年ちょっとで、駅から歩いて十分くらい。素人の私には、それが高いのか安いのか、正直まったく分かりませんでした。
その日は信じかけて帰ったんです。妻に「いい物件あったかも」とまで言って。ただ、寝る前にふと、三千万近い買い物を「安いって言われたから」だけで決めるのは、いくらなんでも怖いだろと思い直して。
それで、スマホで国の取引事例のサイトを開いて、近所の似た条件をぽちぽち調べ始めました。



三千万の買い物を「安いって言われたから」だけで決めるのは、たしかに怖いですよね。
結果、安いどころか、むしろちょっと割高でした。同じくらいの築年数・広さで、もっと下の事例がいくつも出てくる。「安い」って言葉、いったい何を基準に言ってたんでしょうね。画面を見ながら、背中がすっと冷たくなった感覚を覚えています。あのまま判子を押していたらと思うと、いまでも少しゾッとします。



「相場より安い」って言葉、自分で数字を調べるまで信じちゃいますよね。一歩立ち止まれてよかった。
後日その担当に「事例を見ると割高に見えるんですが」と聞いてみたら、急に歯切れが悪くなって。べつに責める気はなかったんですけど、その反応のほうが答えみたいなものでした。確認したのはこのへんです。
- 近所の似た物件の成約額
- 「安い」の比較対象は何か
結局その部屋は見送って、半年後に別の会社で、自分でも納得のいく値段の家を買いました。妻には「あのとき即決してたら危なかったね」と何度も言われています。まあ、調べたのは私なので、たまにはドヤ顔させてほしいところです。
告知事項を隠されていた(33歳)
いちばん許せなかったのは、知らされなかったことそのものより、その伝え方というか、伝えなかった態度のほうでした。順番に話します。
最初は、ただ「条件のわりに安いな」と思っただけの物件だったんです。同じ間取りの相場より、月で一万近く安い。理由を聞いても「人気エリアから少し外れてるんで」とだけ。まあそんなもんかと、深く考えずに住み始めました。
分かったのは、引っ越して二ヶ月くらい経った頃です。ゴミ出しのときに一緒になった上の階の年配の方が、世間話のついでみたいに「あの部屋ね、前に色々あったみたいよ」と。



「前に色々あった」…その一言で頭が真っ白になりますよね。
詳しくは書きませんが、いわゆる、本来きちんと告知されるべき類いの話でした。その場では「へえ」と相槌を打ちながら、内心、足元がぐらっとした感じがして。
家に帰って、契約のときの書類を全部引っ張り出しました。やっぱり、どこにも書いていない。説明された記憶もない。



引っ越してから気づく、って最悪のパターンですよね…。
安いのには理由があったのに、それを伏せて貸していたわけです。「聞かれなかったから言わなかった」では、さすがに済まない話だと思います。怒りというより、ぞわっとした気持ち悪さのほうが大きかったです。
泣き寝入りも頭をよぎりましたが、悔しくて、消費生活センターに電話しました。そこで初めて、こういう事項は本来告知が必要なんだと教わって。
最終的に、ある程度の対応はしてもらえました。とはいえ、起きた事実が消えるわけでもないし、住み続けるのもなんだか、という感じで。結局その後、更新のタイミングで引っ越しました。
あれが普通のことなのか、たまたま当たりが悪かっただけなのか、いまだに分からないままです。担当の人に悪気があったのかどうかも、本当のところは分かりません。まあ、相手の腹の中なんて、こっちには見えないですしね。
「家賃並み」で予算オーバー(37歳)
「今の家賃と同じくらいの返済で買えますよ」。この一言に、いちばん心を動かされたのは、たぶん妻のほうでした。毎月家賃を払うのが、ずっと「もったいない」と言っていた人なので。
私も、同じ額で資産になるならアリかな、と。展示場の隅の打ち合わせコーナーで、子どもにジュース飲ませながら、その数字を見せられたのを覚えています。
ただ、その「家賃並み」の紙、よく見たらローンの返済額しか書いてなかったんです。家に帰って、なんとなく気になって、自分で電卓を叩き直しました。
固定資産税、管理費、修繕積立金、火災保険。持ち家になった瞬間に乗っかってくる出費が、ごっそり抜けていて。全部足したら、今の家賃を月で二万以上、軽く超えました。



都合のいい数字だけ見せられると、つい総額だと思い込んじゃう…。怖いところですよね。
べつに嘘とまでは言いません。ローンの返済額「だけ」を見れば、たしかに家賃並みではあるので。都合のいいところだけ切り取れば、なんだって安く見えるんだなと、妙に納得しました。ただ、聞いてるこっちは「総額」だと思い込むわけで。そこのすれ違いに、自分で気づけたのは運がよかったと思います。
結局、予算をぐっと下げて、最初に見ていたのより一回り小さい家にしました。妻は最初しぶってましたけど、毎月の数字を並べて見せたら黙りました。あのまま「家賃並み」を信じて広いほうを買っていたら、たぶん数年後にじわじわ効いてきたはずです。
いまはその、一回り小さい家のリビングで、これを書いています。子どもが走り回るには、これくらいでちょうどいい。あの電卓を叩いた夜のことは、たまに妻と「あれは危なかったね」と話します。
比較で誠実な担当に出会えた(57歳)
結論から言うと、最後はいい人に当たりました。ただ、最初の一社だけ見ていたら、たぶん今ごろ後悔していたと思います。
五十を過ぎて、子どもも独立して、夫婦二人の終の住処をそろそろ、という時期でした。最初に飛び込みで入った会社の担当が、とにかく調子のいい人で。何を聞いても「大丈夫です」「お得ですよ」の二択みたいな返事しか返ってこない。
悪い人ではなさそうなんです。ただ、良いことしか言わないのが、逆に引っかかって。この歳になると、デメリットを一個も言わない相手は、なんとなく信用しきれないんですね。
それで、妻に「ちょっと他も見てくる」と言って、二社、三社と回ってみました。正直、面倒くさかったです。同じ説明を何度も聞くわけですから。



面倒くさくても比べてみる、それが結果的に一番大事だったわけですよね。
そうしたら、三社目の人がまるで違いました。「ここは日当たりが弱いので、洗濯物は工夫がいりますよ」とか、こっちが聞いてもいない弱点を先に言う。
売り込むより、私たちの暮らしのほうを心配してくれている感じがして。比べてみて、初めて一社目の不自然さがくっきり見えました。一人だけ見てたら、絶対に分からなかったと思います。
結局、その三社目の方にお願いして、納得のいく家を買えました。引き渡しのとき、その人がぽつりと「無理に勧めて後悔されるのが、いちばん嫌なんです」と言ったのが、なんだか忘れられなくて。ああ、こういう人もちゃんといるんだな、と。
あのとき面倒くさがって一社で決めていたら、と思うと、ちょっと背筋が寒くなります。妻には「あなたにしては珍しく粘ったね」と言われました。たしかに、自分でも珍しかったです。
参考記事:ハウスメーカーの断り方と理由【元営業の本音】断った5人の体験談+例文


嘘に振り回されない不動産の選び方


最後に、嘘に振り回されないための、根本的な進め方をまとめます。やることは、とてもシンプルです。
2つの原則です。
必ず複数社を比較する
これまで何度も触れたとおり、比較こそが最強の防御です。家を買う・建てるなら、複数の不動産会社やハウスメーカーに当たり、物件・価格・担当者の対応を並べて比べてください。
今は、複数社にまとめてプランや見積もりを請求できる無料サービスもあります。比べる相手がいるだけで、嘘も誇張も通用しなくなります。



比べる。たったこれだけで、嘘は通用しなくなります。
即決せず、一度持ち帰る
どんなに急かされても、その場で決めないこと。「一度持ち帰って検討します」と言えるかどうかが、嘘や煽りから身を守る分かれ目です。
本当に良い物件・良い担当者なら、持ち帰っても逃げません。冷静になる時間を自分に与えること。それだけで、不本意な契約はほとんど防げます。
家を建てる前に、無料の一括資料請求で複数社を比べるだけで、同じ家が数百万円安くなることも珍しくありません。僕が350万円損したのは、相見積もりをせず1社だけで決めたからです。気になるものから無料で取り寄せて、見比べてみてください。
\ 複数社を比べるだけで数百万円変わる /
| サービス | 特徴 |
|---|---|
![]() ![]() 持ち家計画 | 家にいながら一括資料請求 無料・たった3分で完了! 全国の注文住宅会社が対象 こだわり条件で会社を絞れる 来場予約でギフト特典も \比較しないと損/ ▶今すぐ無料でカタログ請求 |
![]() ![]() すまいのいろはPlus | 家づくりの基礎から比較 初心者でも失敗しにくい! 全国のメーカー・工務店が対象 無料でまとめて資料請求 \比較しないと損/ ▶今すぐ無料でカタログ請求 |
![]() ![]() ハウジングバザール | 相見積もりで価格交渉 値引き交渉に強い! 複数社の見積もりを比較 アドバイザーがサポート \比較しないと損/ ▶今すぐ無料で見積もり依頼 |
よくある質問
この記事に関連して、よくいただく質問をまとめておきます。
- 不動産屋は本当に嘘ばかりなのですか?
-
「全員嘘つき」は言い過ぎですが、嘘や誇張トークが横行してるのは事実です。営業ノルマがある業界構造上、「人気物件」「今日決めないと無くなる」みたいな煽りは日常的に飛びます。
誠実な営業もちゃんといるんですが、初対面では見分けがつかないので、「営業の言葉は1割引で聞く」くらいのスタンスが安全です。
- 不動産屋のよくある嘘・営業トークは何ですか?
-
よくある営業トークは「今日決めないと他の人に取られます」「この価格は今だけです」「あなたにピッタリの物件」「この地域は値下がりしません」あたり。どれも検証不可能で、急かす目的のトークです。
冷静に「即決はしません、明日改めて連絡します」と言える人が、結局いい買い物をしてます。
- 不動産屋の嘘を見抜く方法はありますか?
-
嘘を見抜く一番の方法は「複数社で同じ物件・同じ条件を聞く」ことです。1社しか聞いてないと比較ができず、相手の言うことを信じるしかなくなる。
価格・売主の事情・周辺相場を3社にヒアリングすれば、嘘と本当が浮かび上がります。あと、SUUMO等の掲載期間が長い物件は「人気物件」じゃない証拠です。
- 不動産屋に騙されないために事前にやるべきことは?
-
事前にやるべきは、エリアの相場を自分で調べること(REINS Market Information・国交省の取引価格情報)と、住みたいエリアを徒歩で歩いて雰囲気を把握することです。
相場感がある状態で営業と話すと「この価格は妥当か」が即判断できます。情報武装してる客には、無茶な嘘をつきにくくなります。
- 不動産屋の「今日決めないと無くなる」は本当ですか?
-
「今日決めないと無くなる」はほぼ嘘です。1日で消える物件はほぼ無いし、本当に人気なら1週間以内に決まりますが、その時はあなた以外に申込が入ってからでも遅くない。
むしろ「今日決めて」と言われたら、何かを隠してる可能性すらあります。即決圧をかけてくる営業からは距離を取るのが正解です。
- 不動産屋に「相場より安い」と言われたらどうすべき?
-
「相場より安い」と言われたら、必ず根拠を聞いてください。「周辺の取引事例3件」を見せてもらえないなら、根拠の薄い営業トークの可能性大。
本当に安い物件には、安い理由(瑕疵・心理的瑕疵・接道なし・再建築不可)があることが多いです。安さの裏側を必ず深掘りしましょう。
- 不動産屋の嘘が原因でトラブルになったらどこに相談すればいいですか?
-
トラブル相談先は、宅地建物取引業協会・国民生活センター・都道府県の不動産業課の3つが定番です。重要事項説明の不備や告知義務違反は、行政指導の対象になります。
証拠(メール・録音・書類)を必ず残しておくのが鉄則。口頭だけだと「言った言わない」になって、相談しても動きにくいです。
- 不動産屋の重要事項説明は鵜呑みにしていいですか?
-
重要事項説明書は鵜呑み禁止です。事前に書面をもらって、最低3日かけて読み込む時間を取ってください。当日初見で30分で説明されて即サインは、ほぼ確実に見落としが出ます。
地役権・共用部の修繕積立履歴・心理的瑕疵の有無、ここは特に重点チェック。分からない用語は遠慮なく質問しましょう。
- 不動産屋の値下げ交渉はどこまでできますか?
-
中古物件なら、売出価格の5〜10%の値下げ交渉は普通に通ります。3,000万の物件なら150万〜300万の値下げ余地ありです。
ただし「相場より安く出てる物件」「複数の申込が入ってる物件」は値下げ難しめ。周辺相場と掲載期間(3か月以上なら売れ残り)をチェックしてから交渉するのが鉄則です。
- 信頼できる不動産屋を見分ける方法はありますか?
-
信頼できる不動産屋は「デメリットを先に言う」「即決を勧めない」「他社比較を歓迎する」の3点で見分けられます。逆に良いことだけ並べる・今日決めて・他社の悪口、この3つが揃ったら要警戒です。
あと、宅建士の氏名と免許番号を堂々と出してる会社はまず信用してOK。隠す会社は怪しいです。
あわせて読みたい関連記事として、悪徳業者を見抜くたった一言と不動産のしつこいDMをやめさせる方法も参考になります。
まとめ:不動産屋の嘘は、比較と知識で見抜ける


「不動産屋は嘘ばかり」と感じる背景には、情報の非対称とノルマがあります。でも、すべての業者が嘘つきなわけではありません。典型的な嘘を知り、比較し、根拠を求めれば、嘘は見抜けますし、誠実な担当者にも出会えます。
あらためて、この記事の要点をまとめます。
不動産は、知識のない側がカモにされやすい世界です。だからこそ、嘘に怒るだけで終わらせず、見抜く力を持ってください。複数社で比べ、即決しない。たったこれだけで、あなたはもうカモられません。
営業トークに振り回されて数百万円を失う家づくりではなく、自分で納得して選び、そのお金を本当に大切なことに使える家づくりへ。あなたとあなたの家族が、心から「いい買い物だった」と思える一棟を選べますように。








