間取りを他社に見せるのが失礼になるかどうかは、「見せ方」で変わります。A社の間取りのよかった点を自分の言葉や手書きで伝えるのは問題になりにくく、黙ってコピーを渡して同じ家を建ててもらうのが一番もめやすいやり方です。
2〜3社の間取りをテーブルに並べて、「間取りはA社が一番いい。でも建てたいのはB社」と夫婦で顔を見合わせた。次の打ち合わせにA社の図面を持っていくか迷っている、そんな人に向けて書いています。
| 伝え方 | 気まずさ | 僕の見立て |
|---|---|---|
| 口で伝える・自分で書き直す | ほぼなし | まずこれ |
| その場で見せるだけ(渡さない) | A社に一言断れば小さい | 断ってから |
| コピーを渡す・同じ家を頼む | 大きい | 避ける |
僕は2021年、他社を1社も見ないまま3か月で契約し、あとから約350万円は払わなくてよかったと気づきました。見せる間取りすら1枚しか持っていなかった側です。だからこそ、比べている人が気まずさで手を止めないように、知恵袋などの相談を読み、著作権法の条文も自分で開いて整理しました。
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打ち合わせの回数には限りがあります。比較の段階で複数社から間取りをもらっておくと、自分たちでは思いつかなかった案に出会えます。僕は1社の提案をそのまま受けて、断熱もオプションもあとから見直すことになりました。
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あいみつ|「みんなの住宅失敗談」運営者。35歳・会社員(住宅・不動産業界の人間ではありません)。
- 2022年に35坪4LDKを建築
- 総額は約4,200万円
- 1社契約で350万円高くついた
- 2026年に不動産一括査定5社を実測
- 査定差は330万円
- 家づくりの失敗談を集めて発信中
合言葉は「家を買うときは必ず相見積もりを取れ」。プロフィールの続きを読む
間取りを他社に見せるのは失礼?答えは渡し方で変わる
間取りを他社に見せること自体に決まったルールはなく、失礼になるかどうかは「何を・どこまで・誰に断って」で変わります。知恵袋で「間取り 他社 見せる」を探すと約160件の相談があり、回答が「だめ」と「かまわない」に割れているのは、この中身を分けずに話しているからです。
順番に見ていきます。
口で伝える・書き直すはOK
A社の間取りで気に入った点を、自分の言葉や自分の手で書いた図で伝えるのは、もめにくい一番安全なやり方です。「玄関から洗面に直接行ける」「キッチンの横に2畳の収納」のように、暮らし方の希望として伝えるだけだからです。
住宅会社の人が答えているページでも、「選ばなかった会社の案で取り入れたい所は、自分の記憶として、自分の口で、自分で書いて説明する」ようすすめていました。知恵袋の回答にも「自分の様式に直して伝えるのは問題ない」「手描きで見せるのがいい」という声が複数あります。
気をつけたいのは、書き写すときに寸法まで丸ごと同じにしないことです。写すのは「何がどこにつながっているか」までにして、広さや形はB社に考えてもらうと、B社の持ち味も出ます。
その場で見せるだけは一言断る
図面を打ち合わせの席で見せるだけなら、先にA社へ一言断っておけば気まずさは小さくできます。住宅展示場の運営サイトの解説が問題にしているのは「了解を得ずに」見せることで、了解を取る道まではふさいでいません。
知恵袋には、最初から2社が競い合っていることを両方に伝えたうえで持ち込みたい、という相談がありました。専門家の回答は「競合していることを両方に伝えてあれば問題ない。めずらしいことでもない」というものです。
悩む男性A社の担当さん、あんなに考えてくれたのに。だまって見せるのは気が引けます。
その気が引ける感じは、たぶん正しい合図です。断りを入れるのは1通のメールで終わるので、文例はこの記事の後半「頼み方と文例」の章にまとめました。
コピーを渡すのは避ける
会社名や担当者名が入った図面のコピーをだまって渡し、「これと同じ家を安く」と頼むのは、相談の回答でいちばん強く止められていたやり方です。A社は契約をもらうために、多くの場合お金を取らずに、時間をかけて書いています。
次のどれかに当てはまるなら、渡す前に立ち止まってください。
- 図面に流用不可などの注記がある
- 会社名・設計者名が入ったまま
- A社に何も伝えていない
- 目的が値段を下げさせるだけ
B社の側から見ても、「この人はうちの図面もよそへ回すかもしれない」と受け取られるおそれがあります。これから何か月も打ち合わせをする相手に、最初にその印象を持たれるのは損です。
他社の間取りを見せた結果どうなるか
他社の間取りを見せた結果は、「そのまま安く建つ」よりも、「似た案が出る」「同じ形では建てられない」「金額だけでは比べられない」のどれかになりやすいです。作る側の本音と、実際の相談から分かった範囲で書きます。
順番に見ていきます。
似た案しか出てこなくなる
他社の図面を見せると、B社から出てくるのはその図面を少し直した案になりやすく、B社が一から考えた案は見られなくなります。ある工務店の社長は、他社の設計図を見せることを「マナー違反ではないが、設計者の考えを止めてしまう」と書いていました。
知恵袋にも「見せると、その会社だけが抜けがけで一番いい案を出せてしまう。比べたいなら同じ条件で設計させたほうがいい」という回答があります。比べるために3社へ頼んだのに、3社とも同じ間取りの色ちがいになっては、比べる意味がうすれます。
B社の案をまだ1回も見ていないなら、先に何も見せずに書いてもらうほうが得です。見せるのは、B社の案が出たあとでも間に合います。
同じ間取りでは建てられない
A社の間取りをB社に持っていっても、まったく同じ形で建てられるとはかぎりません。柱や壁の入れ方、窓を置ける場所、部屋の最大の広さは、会社ごとの工法や決まりで変わるからです。
知恵袋の回答にも「他社でできると言われた間取りでも、別の会社の決まりではできないことが多い」という指摘がありました。回答で挙がっていたのは次のような所です。
- 柱なしで広く取る部屋
- 家の角に寄せた窓
- 1階と2階の柱の位置



え、同じ図面なら同じ家が建つんじゃないんですか?
そうとはかぎらないので、B社には「この形で建てられますか」ではなく、「この暮らし方を御社の作り方でかなえるとどうなりますか」と聞くのが近道です。間取りそのものの考え方は、注文住宅の間取りの決め方にまとめています。
金額だけでは比べられない
同じ間取りをB社に見積もってもらっても、出てきた金額だけで高い安いは決められません。断熱、窓、設備、標準に入っている物が会社ごとにちがうからです。同じ間取りのはずなのに数百万円ひらいたときに、どこから見ていけば差の出どころが分かるかは、注文住宅の見積もりが3社で違いすぎるときの見る順番にまとめています。
知恵袋の専門家の回答は、「間取りはともかく、内容を金額だけで競わせるのは少し無理がある。A社は断熱がよく設備がいまいち、B社は外装がいまいちで設備がいい、となったらどちらを選ぶのか」と問い返していました。僕も断熱を標準のまま上げずに建てて、最初の冬に足元の冷たさでそれを知りました。
金額を並べるなら、標準仕様を比較表にするやり方で、同じ項目を横にそろえてからにしてください。
B社とA社にどう見られるか
見せたことで関係がこわれるとは言い切れませんが、見せ方しだいで「そういうことをする人」と見られるおそれはあります。相談の回答にも「見せられた側は、心の中でそう思うだけ」という声がありました。
反対に、「元は自分たちの原案だから、渡しはしないが4社に見せて、似た間取りで判断した」という人もいます。受け取り方は会社や担当者でちがい、どの会社もこうだと言えるだけの数は、僕には集められませんでした。
分からないことが残るので、一番確実なのは本人に聞くことです。A社に「他社にも見せていいですか」と聞いて、返ってきた答えに合わせれば、あとで気まずくなる種は残りません。
営業に「他社の間取りを見せて」と言われたら
営業から「他社の間取りを見せて」と言われても、見せる決まりはなく、断ってかまいません。この相談は知恵袋にもママ向けのQ&Aにもあり、言われた人の多くが「なんか違う」と感じていました。
順番に見ていきます。
まず「なぜ見たいか」を聞く
見せるかどうかを決める前に、「どこを知りたいですか」と理由を聞くのが先です。住宅の間取りを仕事にしている人も、相談への回答で「どうして見たいのか聞いてみては」とすすめていました。
実際の相談では、他社が36坪でリビングも収納も広いと答えたら、「4畳も違うのに、なぜ広くできるのか。次回見せてほしい」と言われた、という流れでした。知りたいのが広さの取り方だけなら、図面を出さなくても口で足ります。



ほかの会社さんの間取り、次回お持ちいただけますか。参考にしたいので。
こう言われたら、「どのあたりが気になりますか」と一度返してみてください。答えがあいまいなら、見せる理由はうすいと考えていいです。
見せずに伝える言い方
図面を出さなくても、ちがいの出ている所だけを言葉で伝えれば足ります。相談への返信にも、「見せていいか分からないので見せられないが、他社は廊下や別の収納を小さくしている、と伝えてみては」という案がありました。
そのまま使える言い方を置いておきます。
- 図面はお預かり物なので出せません
- 他社は廊下を短くしていました
- リビングは約○畳で出ています
- 同じ要望でもう一度お願いします
ここまでヒントを出しても案が変わらないなら、それがその会社のいまの提案です。担当者の力を見る場面にもなるので、良い営業マンの見分け方と合わせて見てください。
見せるなら元の会社に断ってから
言われるままに見せる場合も、元の会社にだまったまま出すのは避けてください。見せてと言った営業に悪気がなくても、図面を書いたのは別の会社の人です。
相談の中には、営業から「うちの間取りも他社に見せていいですよ。よかった所を見せ合えば、よりよい家になる」と言われた、という話もありました。この考えの会社どうしなら話は早いのですが、相手の会社も同じ考えとはかぎりません。
もうひとつ、契約や返事を急がせる話とセットで出てきたときは、分けて考えてください。急がされて困っているなら、ハウスメーカーに契約を急かされるときの確かめ方を先に読むと落ち着けます。
著作権は?間取りを他社に見せる前に条文で確かめた範囲
著作権については、僕が法律の条文を開いて確かめられたのは下の3点までで、「家の間取り図を見せたら法律に反する」とも「まったく問題ない」とも言い切れません。相談の回答には「著作権の侵害にあたる」「作った会社に著作権がある」と書く人がいますが、根拠までは書かれていませんでした。
確かめられたのは、著作権法(e-Gov法令検索)の次の内容です。
- 第10条:建築の著作物が例にある
- 第10条:学術的な図面も例にある
- 第2条:建築の著作物の複製の定義
第2条は、建築の著作物については、図面のとおりに建物を完成させることも「複製」にふくむと定めています。
ここから先、ふつうの家の間取り図がこの「著作物」にあたるのかどうかは、条文だけでは分かりません。文化庁の解説ページも探しましたが、今回は開いて確かめられなかったので、ここには書きません。



法律で白黒をつける前に、作った会社に「見せていいですか」と聞くほうが早くて確実です。
図面のすみに「流用不可」「複製禁止」のような注記があるなら、その会社は使い回してほしくないとはっきり伝えています。法律の答えを待たずに、その意思に合わせるのが安全です。もめてしまった、すでに請求を受けた、という場合は、ネットの記事ではなく弁護士や自治体の法律相談に持っていってください。
気まずくならない頼み方と文例
気まずさをへらすコツは、A社にもB社にも、かくさずに先に言うことです。次の打ち合わせまでにそのまま送れる形で書きます。
順番に見ていきます。
A社に断るときの文例
A社には、「よかった点を他社にも伝えたい」と先に知らせるのが一番すっきりします。断られたら見せなければいいだけで、聞いたことで損はしません。
文例の前半です。「いただいた間取り、家族みんなとても気に入っています。いま他社とも比べている最中で、玄関まわりと水まわりの考え方を、他社にも要望として伝えたいと思っています。」
後半です。「図面そのものをお見せしても差しつかえないでしょうか。むずかしければ、口頭で伝えるだけにします。」



聞いてみたら、すっと気持ちが楽になりました。だまって見せるより、ずっといいですね。
他社と比べていること自体をまだ言えていないなら、そこから伝えてください。伝え方に迷うときは、工務店が相見積もりを嫌がる理由の記事に、角が立たない言い方をまとめています。
B社に伝えるときの文例
B社には、「他社の案だ」とかくさずに、気に入った理由ごと伝えるのがコツです。かくして出すと、あとで分かったときのほうが気まずくなります。
文例の前半です。「他社さんの案で気に入った所が3つあります。玄関から洗面に直接行けること、キッチン横の収納、2階ホールの室内干しです。」
後半です。「形は同じでなくてかまいません。御社の作り方で、この3つをかなえる案をお願いできますか。」
知恵袋の専門家回答にも、「他社で出してもらったものだが、御社のここが魅力なので、それを入れた形で見積もってほしい」と持ち込めばいい、という言い方がありました。ほめる所を一つそえると、B社も自分たちの持ち味で答えやすくなります。
自分の手で書き直す手順
図面を出さずに伝えるなら、A社の間取りを見ながら自分の手で書き直すのが早いです。知恵袋でも「そのまま見せるのは気が引けるので、無料の間取りソフトに移しかえて持っていった」という回答がベストアンサーになっていました。
手順は次のとおりです。
- 気に入った点を3〜5個書き出す
- 部屋のつながりだけ線で書く
- 広さは「約○畳」とだけ書く
- 会社名や寸法は写さない
- いやだった点も1〜2個書く
書いているうちに、「A社の間取りの何が好きだったのか」が自分でもはっきりします。最後は家族で話しながら自分たちの案に育っていった、という回答もありました。書き直した図をB社に渡す前に何を書き足しておくかは、ハウスメーカーへ間取りを持ち込みするときの渡し方で整理しました。
図面を持ち回らず、同じ要望を同時に出す
まだ間取り案が1〜2社分しかないなら、A社の図面を持ち回るより、同じ要望を複数の会社に同時に出すほうが気まずさは起きません。どの会社も自分で考えた案を出すので、「人の案を持ちこむ」場面そのものがなくなるからです。
順番に見ていきます。
スタートを同じにそろえる
各社に同じ要望を同じ時期に出すと、出てきた間取りをそのまま横に並べて比べられます。知恵袋の回答にも「スタートラインは同じでないと、良し悪しを見まちがう」という声がありました。そもそもどこに頼めるのか、お金がかからないのはどこまでかが気になる人は、間取りを作ってもらう先と無料の範囲を先に見ておくと頼みやすくなります。
1社だけ先に進んで、その図面を見た2社目・3社目が書く、という順番になると、あとの会社ほど有利になります。先に書いたA社がむくわれない、という気まずさの元もここにあります。
僕はそもそも1社しか見ておらず、並べる間取りがありませんでした。展示場で出会った担当さんの案が「ふつう」なのか「いい」のか、比べる相手がいないまま契約した、というのが正直なところです。
要望メモに書く5つ
同時に出すときは、同じ要望メモを1枚作って全社に渡すのがコツです。会社ごとに口で伝えると、言ったことが少しずつずれて、比べにくくなります。
- 家族の人数と年齢
- 土地の場所と広さ
- 総額の上限
- ゆずれない点を3つ
- 連絡はメール希望か



同じメモを渡すだけなら、どの会社にも同じ顔でいられますね。
全体の進め方は注文住宅の相見積もりのやり方に、社数の目安はハウスメーカーは何社回るかの目安に書きました。
向いている人・向かない人
同じ要望をまとめて出す方法が向くのは、まだ案が1〜2社分で、これから比べる相手を増やしたい人です。家にいながら複数社の間取りプランを受け取れるサービスもあり、タウンライフ家づくりは、要望を一度入力すると、自分で選んだ会社から間取りプラン・資金計画・土地探しの提案が届きます。
入力は約3分で、要望欄に連絡方法の希望を書けます。ほかのサービスとのちがいは注文住宅の一括資料請求サイトおすすめランキングで、使った人の声はタウンライフ家づくりの口コミで確かめられます。
向かないのは、すでに2社までしぼって細かい打ち合わせに入っている人です。いまから会社を増やすと、連絡のやり取りが増えて決める力がけずられます。その場合は、前の章の文例でA社とB社に伝えるほうが近道です。
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間取り・他社・見せるのよくある質問
- 間取りを他社に見せるのは失礼ですか?
-
見せ方で変わります。自分の言葉や手書きで伝えるのは問題になりにくく、その場で見せるだけなら作った会社に一言断れば気まずさは小さくできます。だまってコピーを渡して同じ家を頼むのは避けてください。
- 他社の間取りを見せると著作権の問題になりますか?
-
言い切れません。著作権法の第10条に建築の著作物や学術的な図面が例として挙がっていることは条文で確かめましたが、ふつうの家の間取り図がそれにあたるかは条文だけでは分かりません。迷うなら作った会社に聞き、もめている場合は弁護士に相談してください。
- 他社の間取りをそのまま見せて、同じ家を建ててもらえますか?
-
同じ形で建てられるとはかぎりません。柱や壁の入れ方、窓の位置の決まりが会社ごとにちがうためです。形ではなく、かなえたい暮らし方を伝えて、その会社の作り方で案を出してもらうほうが早いです。
- 営業に他社の間取りを見せてと言われました。見せるべきですか?
-
見せる決まりはないので、断ってかまいません。先に「どこを知りたいですか」と理由を聞き、広さや収納の取り方など、ちがいの出ている所だけ言葉で伝えれば足ります。
- 他社の間取りを見せてと言う会社は、やめたほうがいいですか?
-
それだけでは決められません。相談では「提案する力が足りないのでは」と感じた人が多くいました。見せ合いをよしとする考えの会社もあります。理由を聞いたときの答え方と、そのあと出てくる案で判断してください。
- 間取りを他社に見せたら、A社に伝わりますか?
-
知恵袋の回答には「見せても他社には分からないだろう」という声がありましたが、確かめようがありません。伝わるかどうかを気にするより、先にA社へ一言断っておくほうが、あとの心配が残りません。
- もう他社に間取りを見せてしまいました。どうすればいいですか?
-
これ以上コピーを渡さないことと、B社に「形は同じでなくていい」と伝え直すことが先です。A社とまだ打ち合わせが続いているなら、他社と比べていること、よかった点を他社にも伝えたことを正直に話すと、あとが楽です。
- 他社の間取りを見せるなら、いつがいいですか?
-
B社が自分で考えた案を一度出したあとがおすすめです。先に見せると、B社の案が他社の図面を少し直したものになりやすく、比べる意味がうすれます。
- 他社の見積もりも一緒に見せていいですか?
-
間取りと同じで、作った会社に断らずにそのまま渡すのは避けたほうが安全です。金額だけを伝えても、標準に入っている物が会社ごとにちがうので、正しく比べられません。総額の上限を自分の予算として伝えるほうが役に立ちます。
- 選ばなかったA社には、間取りを他社に見せたことを言うべきですか?
-
断るときに細かく話す必要はありませんが、先に一言断ってあれば、うしろめたさは残りません。断り方そのものは、時間を使ってくれたお礼と、決めた理由を短く伝えるだけで足ります。
まとめ:間取りを他社に見せるなら、だまって渡さず一言断る
間取りを他社に見せるのが失礼かどうかは、見せ方で決まります。自分の言葉で伝えるのが一番安全で、見せるなら作った会社に一言断り、だまってコピーを渡すのだけは避ける。これが、相談と条文を読んで僕が出した線引きです。
- 口で伝える・書き直すが一番安全
- 見せるだけならA社に一言断る
- コピーをだまって渡すのは避ける
- 同じ形で建つとはかぎらない
- 著作権は言い切れない。本人に聞く
- 案が少ないなら同じ要望を同時に
「数百万ちがうからA社を切ろうとしている自分は、ずるいのかな」と感じた人もいると思います。比べること自体は、高い買い物なら当たり前のことで、ずるくはありません。僕は比べなかったほうで、妻が電卓を伏せた夜のことをいまも覚えています。
まだ間取り案が1〜2社分で、比べる相手を増やしたい人は、タウンライフ家づくりで同じ要望を複数の会社に出し、各社の間取りプランを並べてみてください。すでに2社までしぼった人には必要ありません。
今夜やることは一つだけです。A社の間取りで気に入った点を、自分の言葉で3つ書き出してください。断り方に迷ったら、ハウスメーカーの断り方と理由の伝え方も置いておきます。
家づくり、こんなところで止まっていませんか?
- 何を基準に選ぶか分からない
- 共働きで、会社を調べる時間がとれない
- 総額でいくらできるか見えない
- 土地探しと家づくりの進め方が不明
- 1社の話だけで決めていいか迷っている
「予算はどれくらい?」「間取りはどう決める?」「土地もまだ」。この最初の悩みをまとめて相談できるのが、タウンライフ家づくりです。希望に合った住宅メーカーの提案と、間取り・見積もり・資金計画を無料でもらえます。
僕は2021年、ほかの会社の提案を1つも見ないまま契約しました。あとから比べて、約350万円は払わなくてよかったと気づいた側です。決める前に、家で複数社の提案を並べて見られる状態をつくっておくと安心です。
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- 依頼する会社は自分で選べる
- 間取り・資金計画・土地も相談できる
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- 全国1,260社以上が提携(2026年10月時点)
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