吹き抜けのある明るいリビング、憧れますよね。でも「吹き抜け 後悔」で検索すると、不安な声がたくさん出てきて迷ってしまう。
結論から言うと、吹き抜けは対策なしでつけると、寒さ・音・掃除で後悔しやすいです。でも、対策すれば後悔は防げます。
同じ吹き抜けでも、断熱とセットで考えた人は「最高」と言い、憧れだけで決めた人は「寒くて失敗」と言う。あなたはどっちになりたいか、を考えながら読んでみてください。
あいみつ憧れだけで決めると危ないけど、ちゃんと対策すれば最高の空間にもなります。
あいみつです。地方の郊外に2022年、4,200万円で家を建てた35歳の会社員です。
断熱をケチって冬の寒さで後悔した僕だからこそ、吹き抜けの後悔ポイントと対策を、建てた5人の本音と一緒に正直にまとめます。
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あいみつ|「みんなの住宅失敗談」運営者。35歳・会社員(住宅・不動産業界の人間ではありません)。
- 2022年に35坪4LDKを建築
- 総額は約4,200万円
- 1社契約で350万円高くついた
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吹き抜けで後悔する5つの理由


まず、吹き抜けで後悔しやすいポイントを正直に5つ挙げます。憧れだけで決める前に、ここを知っておいてください。
一つずつ見ていきましょう。どれも対策できるものばかりなので、こわがりすぎなくて大丈夫です。
冬が寒い・冷暖房が効きにくい
いちばん多い後悔がこれです。暖かい空気は上に逃げるので、吹き抜けがあると1階のリビングが暖まりにくくなります。
とくに断熱性能が低い家で吹き抜けにすると、冬は地獄です。逆に言えば、断熱をしっかりすれば、この後悔はほぼ防げます。順番が大事です。
音やニオイが2階に伝わる
空間がつながっている分、1階の音やニオイが2階に届きやすくなります。テレビの音、料理のにおい、来客の声などです。
子どもが2階で勉強しているとリビングの音が気になる、揚げ物のにおいが寝室まで上がる、といった声が多いです。寝室の位置を工夫すると、かなり和らぎます。
高い窓・照明の掃除が大変
吹き抜けの上のほうにある窓や照明、シーリングファンは、手が届きません。掃除や電球交換のたびに困ります。
長い柄の道具を買う、業者に頼む、といった手間とお金がかかります。最初から掃除しやすい位置・仕様にしておくのが、地味だけど効く対策です。



掃除のこと、図面の段階だと忘れがちなんですよね。
2階の床面積が減る
吹き抜けにした分、2階の床がなくなります。つまり、その面積ぶん部屋や収納が取れなくなります。
開放感と引き換えに、部屋数や収納が減ることになります。延床面積に余裕がない場合は、本当に吹き抜けを優先していいか、よく考える必要があります。
光熱費が上がりやすい
空間が広い分、冷暖房する体積が増えます。断熱が弱いと、夏も冬もエアコンがフル稼働になりがちです。
これも結局、断熱性能しだいです。高断熱の家なら、吹き抜けでも光熱費はそれほど跳ね上がりません。吹き抜けと断熱はセットで考えてください。
後悔しないための対策|それでも吹き抜けにするなら


後悔の理由を見て不安になったかもしれません。でも、ほとんどは対策できます。吹き抜けを諦める前に、次の方法を知っておいてください。
- 断熱性能を上げる(最優先)
- シーリングファンで空気を回す
- 床暖房や全館空調を検討する
- 寝室を吹き抜けから離す
- 掃除しやすい窓・照明にする
いちばん大事なのは、やっぱり断熱です。断熱等級を上げておけば、寒さも光熱費も後悔の大半が消えます。僕が断熱をケチって一番後悔したのが、まさにここです。
あとは、シーリングファンで暖気を下ろす、寝室を吹き抜けから離して音・においを避ける、といった工夫を組み合わせます。設計の段階で対策を入れ込めば、吹き抜けは後悔より満足のほうが大きくなります。
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吹き抜けが向いている人・後悔しやすい人


吹き抜けは、向き不向きがはっきり分かれます。自分がどちらかを、正直にチェックしてみてください。
向いているのは、高断熱の家を建てられて、開放感を最優先したい人です。延床面積に余裕があり、掃除の手間も許容できるなら、満足度は高くなります。
逆に後悔しやすいのは、断熱にお金をかけられない人や、部屋数・収納をたっぷり取りたい人です。「とりあえず憧れだから」だけで決めると、住んでから後悔します。冷静に優先順位を考えましょう。
吹き抜けで後悔した・満足した5人の本音


実際に吹き抜けのある家を建てた5人に、本音を聞きました。後悔した人も、大満足の人もいます。※プライバシーに配慮し一部を再構成しています。
冬の寒さで大後悔:38歳・男性
リビングに吹き抜け、めちゃくちゃ憧れてたんです。完成したときは「うわ、明るい」と感動しました。そこは今でも好きです。
問題は冬で。暖房つけても、暖かい空気がぜんぶ上に行っちゃって、足元がスースーする。エアコンの設定温度をどんどん上げるんですけど、なかなか暖まらない。
営業さんに「吹き抜けは寒くないですか」と一応聞いたんですよ。「最近の家は大丈夫です」って言われて、信じちゃった。
あとで知ったんですけど、うちの断熱、そんなに高くなかったんですよね。吹き抜けが悪いんじゃなくて、断熱とセットで考えてなかった自分が悪い。そこだけ、ちゃんと詰めればよかったです。
高断熱にして正解だった:41歳
吹き抜けにするなら断熱は妥協しない、と最初から決めてました。ネットで「吹き抜け 寒い」って後悔談をさんざん読んでたので。怖くて。
で、断熱のグレードを上げて、シーリングファンもつけて。結果、冬でもリビングがほんわか暖かいんです。吹き抜けから入る光で昼間は照明いらずだし、ほんとに開放感が気持ちいい。



対策しておけば、吹き抜けってこんなに快適なんだって。
光熱費も、思ったほど高くないです。同じ吹き抜けでも、寒い人と快適な人がいるのは、たぶん断熱の差なんだろうなと。やってよかった、と心から思ってます。人によるのかな、とも思いますけど。
においが2階まで上がる:35歳・女性
寒さ対策はちゃんとしたんです。だから冬は問題なくて。でも、想定してなかったのがにおいでした。
夕飯に焼き肉とか揚げ物をすると、においが吹き抜けを通って2階の寝室まで上がってくるんですよ。寝るときに部屋がちょっと焼き肉くさい、みたいな。換気を強くしても、完全には防げなくて。
音も、子どもが2階にいてもリビングの会話が筒抜け。まあ、家族だからいいんですけど。寝室の場所を吹き抜けから離しておけばよかったな、というのが小さな心残りです。
掃除を完全に見落とした:44歳・男性
吹き抜けの高いところに、おしゃれな大きい窓をつけたんです。見た目はバッチリ。設計士さんの提案で、いいなと思って。
住んで気づいたのが、その窓、ぜんぜん手が届かないんですよ。ホコリがたまっても拭けない。シーリングファンも同じで、上に羽根のホコリが見えるのに掃除できない。専用の長い道具を買いましたけど、それでも大変で。
結局、数年に一回は業者に頼むことになりそうです。見た目だけで決めて、掃除のことを一ミリも考えてなかった。こういう「住んでからの手間」って、図面だと見えないんですよね。
収納を削ってまで不要だった:33歳
うちは土地が狭くて、そんなに大きい家は建てられなかったんです。それなのに、妻がどうしても吹き抜けがいいと言って。けっこうもめました。
結局つけたんですけど、そのぶん2階の収納がほとんど取れなくて。今、物があふれてます。開放感はたしかにあるけど、毎日「収納が足りない」とイライラするほうが、正直効いてる気がして。
狭い家なら、吹き抜けより収納だったかもな、と。妻は今でも吹き抜け気に入ってるので、これは家庭によるとしか言えないですけど。優先順位って難しいですね。
吹き抜けにするか迷ったら複数社に相談して決める


体験談を見て分かるのは、吹き抜けの満足度は「断熱とセットで設計できたか」で大きく変わるということです。同じ吹き抜けでも、寒い人と快適な人に分かれます。
だからこそ、吹き抜けを検討するなら断熱性能や対策を、複数の会社で比べるのが大事です。会社によって、断熱の標準仕様も吹き抜けの提案力も全然違います。
同じ「吹き抜けのある家にしたい」という要望を複数社に渡して、対策込みのプランを出してもらいましょう。間取り全体の決め方は注文住宅の間取りの決め方5ステップも参考にしてください。
1社ずつ回るのが大変なら、持ち家計画のような一括請求サービスで、複数社のカタログやプランをまとめて取り寄せられます。電話が苦手なら備考に「連絡はメールで」と書いておくと安心です。



吹き抜けは「断熱が得意な会社」を選べるかどうかが勝負です。
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吹き抜けの後悔に関するよくある質問


- 吹き抜けは本当に寒いのですか?
-
断熱性能が低い家では寒くなりやすいです。逆に高断熱の家なら、吹き抜けでも冬は快適に過ごせます。寒さは吹き抜け自体より、断熱とのバランスで決まると考えてください。
- 吹き抜けの寒さ対策で一番効くのは何ですか?
-
断熱性能を上げることが最優先です。そのうえでシーリングファンで暖気を循環させ、床暖房や全館空調を組み合わせると、ほとんどの寒さは防げます。設計段階で対策を入れるのがコツです。
- 吹き抜けにすると光熱費はどれくらい上がりますか?
-
断熱が弱い家ほど上がりやすいです。高断熱の家なら、吹き抜けでも光熱費の上がり幅は小さく済みます。断熱性能と合わせて、複数社で光熱費の目安を確認するのがおすすめです。
- 吹き抜けの掃除はどうすればいいですか?
-
高い窓や照明は手が届かないため、長い柄の道具や業者の利用が必要です。最初から掃除しやすい位置や仕様にしておくと負担が減ります。設計時に掃除方法まで確認しておきましょう。
- 吹き抜けは音やにおいが伝わりますか?
-
空間がつながるため、1階の音やにおいが2階に伝わりやすいです。寝室を吹き抜けから離す、換気を強化するなどで和らぎます。間取りの工夫でかなり防げるので、設計時に相談しましょう。
- 狭い家でも吹き抜けにできますか?
-
できますが、その分2階の床面積が減り、部屋や収納が取りにくくなります。延床面積に余裕がない場合は、開放感と収納のどちらを優先するか、よく考えて決める必要があります。
- 吹き抜けが向いているのはどんな人ですか?
-
高断熱の家を建てられて、開放感を最優先したい人です。延床面積に余裕があり、掃除の手間も許容できる人なら満足度は高くなります。逆に断熱や収納を優先したい人は慎重に検討しましょう。
- 吹き抜けをやめたほうがいいのはどんな場合ですか?
-
断熱にお金をかけられない、部屋数や収納をたっぷり取りたい、という場合は後悔しやすいです。「憧れだから」だけで決めると住んでから後悔します。優先順位を冷静に整理して判断しましょう。
- シーリングファンは付けたほうがいいですか?
-
あると暖気を下に循環させられるので、寒さ対策に有効です。ただし高い位置だと掃除が大変なので、メンテナンスのしやすさも合わせて検討してください。設置位置を設計時に相談しましょう。
- 吹き抜けにするか迷ったら何社くらい相談すべきですか?
-
会社ごとに断熱の標準仕様や吹き抜けの提案力が違うため、複数社に同じ要望で相談するのがおすすめです。対策込みのプランを比べると、後悔しにくい吹き抜けが実現できます。
まとめ|吹き抜けの後悔は「断熱」と「対策」で防げる


吹き抜けの後悔は、寒さ・音・掃除など、どれも対策できるものばかりです。なかでも断熱をしっかりすれば、後悔の大半は防げます。
あらためて、この記事の内容をまとめます。
- 後悔の多くは寒さ・音・掃除・収納減
- 断熱を上げれば寒さ・光熱費は防げる
- 寝室を離す・掃除しやすくする工夫を
- 狭い家は収納とのバランスを考える
- 断熱が得意な会社を複数で比べる
家は人生でいちばん大きな買い物です。吹き抜けの満足も後悔も、住み始めてから毎日効いてきます。
迷ったら、まず断熱とセットで、複数社に吹き抜けのプランを出してもらうところから始めてください。比べることで、後悔しない吹き抜けが見えてきます。
あなたの憧れが、後悔ではなく毎日の満足になることを願っています。
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