電話番号の欄まで入力して、そこで指が止まっていませんか。
先に結論です。注文住宅の一括資料請求のデメリットは7つあって、そのうち6つは送信ボタンを押す前の3分で消せます。届いてから対処する話ではありません。
あいみつ僕は電話が怖くて資料請求を1件も出さず、その代償が350万円でした。押す前の3分で、その怖さのほとんどは消せます。
僕は2021年、まさにその画面で閉じた側の人間です。営業の電話が怖くて資料請求を1件も出さず、かわりに住宅展示場へ行きました。3か月後、他社を1社も見ないまま契約しています。
結果は、あとから振り返って350万円は払わなくてよかったお金でした。電話を避けた代償が350万円です。
この記事では、デメリット7つの中身、僕が資料請求ゼロで損した話、実際に使った5人の本音、そして押す前にやる5つの準備までまとめます。
\ 1社で決める前に、家で比べる /
展示場に行く前に、同じ条件で複数社の間取りと見積もりを並べておく。それだけで、僕が1社だけで契約して払った350万円の差はかなり防げます。まずは家にいながら無料で取り寄せて、比べる土台を作ってください。
| おすすめ度 ★★★★★ | おすすめ度 ★★★★☆ | おすすめ度 ★★★★☆ |
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| 提携社数 | ||
| ◎ 1,340社以上 (大手35社) | ○ 厳選100社以上 | ○ 地域の 優良工務店 |
| もらえるもの | ||
| ◎ カタログ +間取り ・資金計画 ・土地提案 | △ カタログ (間取りは 個別相談) | ○ 資料 +間取り ・見積もり提案 |
| 依頼先の選び方 | ||
| ◎ 気になる会社を 自分で選ぶ | ○ こだわり条件 で絞る | ○ アドバイザー が紹介 |
| 相談・お断り代行 | ||
| △ 窓口なし (要望欄で メール指定可) | △ 窓口なし (メール指定 で対処) | ◎ 専任 アドバイザー に相談可 |
| 特典 | ||
| ◎ 家づくり冊子 2種(PDF) | ○ 来場予約で ギフト特典 | ○ 家づくりの 小冊子 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
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▶注文住宅の一括資料請求はどこがおすすめ?8社の違いと選び方
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あいみつ|「みんなの住宅失敗談」運営者。35歳・会社員(住宅・不動産業界の人間ではありません)。
- 2022年に35坪4LDKを建築
- 総額は約4,200万円
- 1社契約で350万円高くついた
- 2026年に不動産一括査定5社を実測
- 査定差は330万円
- 家づくりの失敗談を集めて発信中
合言葉は「家を買うときは必ず相見積もりを取れ」。プロフィールの続きを読む
注文住宅の一括資料請求のデメリット7つ


実際に困るのは、この7つです。多くの記事が営業電話の話だけで終わりますが、痛いのはむしろ後半の4つでした。
順番に見ていきます。
連絡が一気に増える
いちばん多い誤解が、一括で頼むと窓口も1つになる、というものです。実際は逆で、依頼した会社の数だけ別々に連絡が来ます。
減るのは自分が1社ずつ探して入力する手間だけ。受ける側の連絡はむしろ増えます。ここを勘違いしていると、届いた瞬間に心が折れます。
僕は2026年の6月に、注文住宅ではなく不動産の一括査定を5社に同時に出したことがあります。サービスは違いますが、一括で個人情報を出したあとに何が起きるかは同じでした。
- 送信したのは平日の21時すぎ
- 最初の電話は翌朝9時台
- 初日にかかってきたのは4本
- 10日目以降はほぼ止まった
5サイトに出して、実際に連絡が来たのは合計8社でした。1つのサイトから複数の会社へ話が渡るので、こちらが数えていた社数より増えます。
ただ、ここは査定サイト特有の動きです。注文住宅の一括資料請求は、自分でチェックを入れた会社にだけ渡るのが基本なので、依頼した社数と連絡が来る社数はふつう一致します。勝手に増えるのが不安な人は、この点だけ送信前に確認してください。
逆に言うと、山が来るのは最初の2日だけです。ここを乗り切る準備さえあれば、想像しているほどの地獄にはなりません。
断る手間が会社数ぶん増える
5社に頼めば、断るのも5回です。しかも相手はそれぞれ別の担当者なので、同じ説明を5回することになります。
やっかいなのは、断ったつもりの言い方が断りになっていないことです。「検討します」「また連絡します」は、営業側では見込みありとして残ります。
営業電話でどこまで消耗するのかは、資料請求のあとの電話の実際と5人の実話に細かく書いてあります。怖さの中身を先に知っておくと、身構えなくて済みます。
同じ個人情報が複数社に渡る
入力するのは1回でも、その中身は依頼先の会社にそれぞれ渡ります。氏名、住所、電話番号、建築を考えている場所。ここが気持ち悪い、という人はとても多いです。
ただ、これは仕組みの説明どおりでもあります。カタログを送るには送り先が要るので、住所を知らせずに資料だけもらう方法は原則ありません。
大事なのは、渡る先を自分で選べるかどうかです。依頼する会社にチェックを入れる形式なら、渡る範囲は自分でコントロールできます。
送信ボタンの上には、入力内容を住宅会社へ渡すことへの同意欄がだいたい置いてあります。飛ばして押しがちですが、ここに提供先の範囲が書いてあります。読むのは10秒です。



1回の入力で複数社に渡るのか。そこは考えてなかった。
カタログが読めずに積まれる
ここからが本当のデメリットです。5社に頼むと、分厚いA4の封筒が5つ届きます。
1冊が60ページから100ページ。全部まじめに読むと、それだけで週末がつぶれます。しかも中身の9割は、どこの会社も似たようなきれいな写真です。
結果どうなるかというと、リビングのテーブルに積まれたまま2週間たちます。そのうち「まあいつか読むか」になって、家づくりが止まります。
ただ、これは読む側の準備で解決します。見る欄を先に4つだけ決めておけば、1冊5分で終わります。やり方は後半でそのまま書きます。
依頼先を自分で選べない場合
一括資料請求と呼ばれるサービスには、大きく2つの型があります。自分で会社にチェックを入れて選ぶ型と、入力した条件に合う会社が割り当てられる型です。
後者は手間が少ない代わりに、思っていたのと違う会社から連絡が来ることがあります。ローコストで考えていたのに、坪単価の帯がまるで違う会社が混じる、というパターンです。
どちらが良い悪いではなく、自分がどちらを使っているかを知らずに送るのが問題です。型の違いは注文住宅の一括資料請求おすすめ8社を使った人の本音で比べたランキングで並べてあるので、送る前に自分が使う1社の型だけ確認しておいてください。
基準がないと結局選べない
資料が5冊そろっても、比べる軸がなければ選べません。並べた結果、「なんとなくこの会社が感じいいね」で決まります。
僕がまさにそれでした。展示場で会った営業さんは本当に感じが良くて、子どもにジュースを出してくれて、要望もていねいに聞いてくれた。その日のうちに気持ちが半分決まっていました。
感じの良さは、家の性能とも金額とも関係ありません。当たり前なのに、その場にいると本気で分からなくなります。
請求しただけで進んだ気になる
これが7つ目にして、いちばん見落とされているデメリットです。資料請求には、行動した感触があります。
送信ボタンを押した夜は、けっこうな達成感があります。でも実際には、家づくりは1ミリも進んでいません。
そのまま半年止まる人がいます。その間に建築費や金利の前提が変わることもあるので、止まっている時間そのものにコストがかかっていると考えたほうが安全です。
資料請求は最初の一歩ではありますが、全体で見ればまだ入口です。ここから先にどんな工程が待っているかは注文住宅の流れと始め方を7ステップにまとめた記事で確認しておくと、止まりにくくなります。



7つのうち6つは、送る前に手が打てます。
一括資料請求を使わず350万円損した話


デメリットの話をする前に、僕自身が「使わなかった側」だということを先に書いておきます。避けたほうが安全だったのか、その答えが350万円です。
順に書きます。
資料請求が怖くて展示場へ行った
2021年のことです。妻の実家から土地を譲ってもらえる話が出て、「いつか」が一気に「来年」になりました。
ネットで会社を探し始めて、資料請求のページまでは何度も行きました。そのたびに電話番号の欄で止まって、閉じています。理由はひとつで、営業の電話が来るのが嫌だっただけです。
そのかわりに選んだのが、地元の住宅展示場でした。見るだけなら大丈夫だろう、と本気で思っていました。
ところが実際は逆です。展示場では受付でアンケートに名前も連絡先も書きますし、目の前に人がいるぶん、紙より断りにくい。個人情報を出すのを避けたつもりが、いちばん断りにくい形で出していたわけです。
比べる相手がいないまま契約した
その日のうちに気持ちが半分決まって、3か月後に契約しました。他社は1社も見ていません。当時は相見積もりという言葉すら知りませんでした。
打ち合わせは全部で16回、約7か月。12回目あたりから「もうどっちでもいいよ」が口ぐせになって、オプションは勢いで決めました。あとで数えたら、要らなかったものだけで100万円を超えていました。
おかしいと気づいたのは、入居した最初の冬です。足元がやたら冷たくて、光熱費の請求を見て、これは何かが違うぞとなりました。



電話が来るのが嫌で、350万円払った計算になります。
決定打は同僚でした。同じ35坪の4LDK、同じ時期、別のハウスメーカー5社で同じ条件の見積もりを取って契約。断熱は上のグレードに上げているのに、総額はうちより約300万円安い。
本人は「相見積もり取ったよ、普通そうじゃない?」と言っただけです。その夜、妻と電卓を叩いて、うちの損は約350万円だと確定しました。同じことを繰り返さない手順は実際にやった5人の相見積もりのやり方にまとめてあります。
一括査定5社で分かった連絡の実際
2026年の6月、寒さと後悔を4年引きずったすえに、いっそ住み替えるかを本気で考えました。そこで初めて、一括系のサービスに自分の情報を出しています。
使ったのは不動産の一括査定です。注文住宅の資料請求とは別のサービスなので、そこは正直に書いておきます。ただ、複数社に一度に情報が渡ったあとの動きは、ほとんど同じでした。
5サイトに出して、連絡が来たのは8社。電話が6社、メールだけが2社でした。初日の電話は4本で、10日を過ぎたころにはほとんど止まっています。
いちばんの発見は別のところにありました。備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いたサイト経由は、本当にメール中心だったのです。書かなかったサイト経由は、ふつうに電話が来ました。
つまり連絡がうるさくなるかどうかは、送ったあとの対応ではなく、送る前の入力でだいぶ決まります。ここに気づけただけでも、5社に出した意味がありました。
ちなみに査定額は、いちばん低い会社で2,890万円、いちばん高い会社で3,220万円。同じ家なのに330万円の差でした。会社によって値段が違うことを、今度は売る側で見せられた形です。
注文住宅の一括資料請求を使った5人の本音


ここからは、実際に使った人たちの話です。良かった人も、しくじった人も、そのまま載せます。※プライバシー保護のため一部を再構成しています。
ひとりずつ紹介します。
電話4本:断り方を決めたら止まった
正直に言うと、送信ボタンを押した夜は寝つきが悪かったです。34歳、営業職なので、営業される側になるのがどれだけ面倒か想像がついてしまって。
翌日は土曜で、午前中に3本、夕方に1本。妻が「ほら来た」って顔をしてました。4本目のときは公園で娘のブランコを押していて、片手で出たので何を話したかあんまり覚えてないです。
ただ、2本目の途中で気づいたんですよね。全員だいたい同じことを聞いてくる。予算はどれくらいか、土地はあるか、いつごろ建てたいか。この3つです。
それなら答えを用意しておけばいいと思って、3本目からは「予算は総額3,600万まで、土地はあり、来年の春に着工したい。今は4社比べている最中なので、決まったらこちらから連絡します」と最初に全部言うようにしました。
そしたら通話時間が5分から1分半になりました。しつこかったのは1社だけで、その会社も次の週に1回かかってきて、それで終わり。
結果として2社に絞って、いま打ち合わせ中です。断り方を決めていない状態で電話に出るのがいちばんきつい、というのが使ってみた感想でした。(34歳・男性)
土地なし:冷やかし扱いはされず
いちばん怖かったのは、電話より「まだ土地もないのに?」って思われることでした。29歳、結婚2年目、貯金は280万しかなくて。
だから備考欄に、土地はまだ探している段階です、と正直に書きました。冷やかしだと思われて資料が来なかったらどうしようと思いながら送信しました。
来ました、ふつうに。しかも1社は土地探しから一緒にやりますという内容の紙が入っていて、拍子抜けしたというか。あとで知ったんですけど、土地なしから始める人ってけっこう多いらしいですね。
電話は3社から来て、うち1社は「まだ土地がないなら、先にエリアの相場だけ見に来ませんか」という感じでした。売り込みというより情報提供に近くて、これはありがたかったです。
逆に微妙だったのは、こっちが書いた予算をまったく読んでない会社。2,500万で相談したのに、届いた提案が3,800万でした。読んでないだろ、と思って、その会社は候補から外しました。
あんなに悩んで送信ボタン押したのに、何を恐れてたんだろうって今は思います。まあ、押すまでが遅い性格なのはずっと変わらないんですけど。(29歳・女性)
10社請求:多すぎて読めなかった
失敗した側の話をします。多く集めれば集めるほど得だと思って、選べる会社に全部チェックを入れました。10社です。
届いたのは1週間から10日くらいのあいだにバラバラと。玄関に置く場所がなくて、最終的に和室の隅に積みました。41歳にもなって、あの光景はちょっと情けなかったです。
- 封筒10通・厚さは合計20cm超
- まじめに読めたのは最初の3冊
- 電話は8社から来た
- 結局2社しか会っていない



10社ぶん届いて、和室に積んだまま2週間…。
3冊目くらいから、どこも同じに見えてくるんですよ。写真がきれいな家、家族が笑ってる写真、断熱がどうこう。何を比べればいいのか分からないまま、ページをめくってるだけの時間でした。
電話も8社から来て、名前と会社名が一致しなくなりました。誰にどこまで話したのか自分で分からなくなって、途中から出るのをやめてしまって。それはそれで感じ悪かったなと思っています。
今なら3社にします。いや、4社かな。適正な数って結局いくつなんでしょうね、あれ。(41歳・男性)
備考欄:メール希望で電話ゼロ
うちは夫が日中まったく電話に出られない仕事で、私も下の子がまだ2歳です。電話が来る前提だと、そもそも資料請求が無理でした。
それで備考欄に、平日日中は電話に出られないのでご連絡はメールでお願いします、と書きました。ダメ元だったんですけど。
結果、4社中3社がメールでした。残り1社は電話が1回だけ来て、そのとき「メール希望と書いたのですが」と伝えたら、それ以降はメールに切り替わりました。
36歳で3人目を考えている身としては、これがいちばん助かりました。メールなら子どもが寝たあとに読めるので、夫と画面を見ながら相談できるんです。
ただ、メールだと進みは遅いです。1往復に1日かかるので、決めるまでに2か月ちょっとかかりました。そこは人によると思います。
夫は今でも言います。「あの1行がなかったら、たぶんうち家建ててないよ」。(36歳・女性)
請求だけ:半年止まって値上がり
資料請求はしました。ちゃんと5社。届いたのも全部そろって、そこまでは順調だったんです。
問題はそこからで、38歳の会社員、その年の秋に異動があって仕事がふくらみました。カタログは寝室のクローゼットに入れて、「落ち着いたら見よう」と。
落ち着いたのが半年後です。改めて1社に問い合わせたら、こちらの希望していた仕様だと、前にもらった概算より上がりますという説明でした。理由の説明はされましたが、正直あまり頭に入ってこなかったです。
金額そのものより、あのとき動いていればという気持ちのほうがきつかったですね。資料請求した時点で、自分の中では家づくりが始まった気になっていたので。
今は別の会社と進めています。結果的に間取りは気に入っているので、まあいいかとは思っているんですが。
クローゼットの奥に、封も切ってないカタログが1社ぶん残っています。捨てればいいのに、まだ捨てられていません。(38歳・男性)
デメリットの9割は請求ボタンを押す前に消せる


ここが本題です。5人の話を並べて分かるのは、うまくいった人は全員、押す前に何かを決めていたということでした。
先に対応を書いておきます。7つのうち6つは、これから書く5つの準備で小さくできます。残る1つは3番目の「同じ個人情報が複数社に渡る」で、これだけは渡る先を選ぶことしかできません。
全部で3分あれば終わります。
連絡方法を備考欄で先に決める
いちばん効くのがこれです。備考欄や要望欄に、連絡してほしい手段と時間帯を1行書いておきます。
たとえば「平日日中は電話に出られないため、ご連絡はメールでお願いします」。これだけです。僕の一括査定でも、この一行を書いたサイト経由と書かなかったサイト経由で、はっきり結果が違いました。
事情に合わせて、この3つから選んで書き写せば十分です。
- 連絡はメールでお願いします
- 電話は平日19時以降が助かります
- ご訪問は不要です
あわせて、電話番号は自分の携帯を書いてください。家の固定電話にすると、留守中に家族が対応することになります。メールも家づくり用に1つ作っておくと、あとで受信箱がごちゃつきません。
全社が守ってくれるわけではありません。ただ、守らない会社が1社か2社に減るなら、それだけで受ける電話は半分以下になります。
電話がこわいから資料請求をやめる、の前に、この一行を試してください。順番が逆になっている人がとても多いです。
頼む会社は3〜5社にしぼる
多く集めるほど得、というのは資料に関しては当てはまりません。10社の話にあったとおり、読める量には限界があります。
目安は3社から5社です。3社あれば金額が高いか安いかが分かりますし、5社を超えると管理しきれなくなります。
選ぶときは、系統をわざとバラすのがコツです。大手を1社、地元の中堅を2社、ローコスト系を1社、という感じにすると、価格の帯がひと目で見えます。
同じ価格帯ばかり集めると、どれも似た数字になって比べた意味がなくなります。比べるとは、違うものを並べることです。
先に総額の上限を1つ決める
送信する前に、夫婦で総額の上限を1つだけ決めてください。建物だけでなく、土地と諸費用まで入れた総額です。
ここを決めずに送ると、届いた提案の金額に引っぱられます。3,800万の提案が来れば、いつのまにか3,800万が基準になってしまう。
ちなみに僕は、付帯工事費と諸費用を予算に入れ忘れていました。地盤改良に約80万、外構に約200万、カーテンと照明で約40万、エアコン4台で約60万。全部あとから現金で出ています。
建物本体の金額だけで話をしていると、この手のお金が全部あとから乗ってきます。総額で線を引いておくと、そこを聞き忘れません。
見る欄を4つだけ決めておく
カタログが積まれる問題は、これで消えます。届く前に、見る欄を4つだけ決めておくやり方です。
- 坪単価のだいたいの帯
- 標準仕様の断熱等級
- 構造と設備の保証年数
- 対応している施工エリア
この4つだけ探して紙にメモすれば、1冊5分で終わります。写真は見なくていいです。
とくに断熱等級は、あとから直せないぶん取り返しがつきません。僕は当時の標準のまま等級4で建てて、冬に足元の冷たさで気づきました。床暖房に約180万かけるより、断熱に150万入れておくべきだったというのが今の総括です。
4つのうち1つでも書いていないカタログがあれば、それは電話で聞く質問になります。読むためではなく、質問を作るために読むと考えると気が楽です。
断り文句を1つ用意しておく
最後は、電話に出る前に断り文句を1つ決めておくことです。その場で考えるから、うまく言えずに長引きます。
使いやすいのは「他社さんとも比べて決めるので、決まったらこちらから連絡します」。僕が一括査定のときに実際に使って、これで止まりました。
逆に効かないのが「検討します」です。相手には、まだ可能性がある人として残ります。悪気があるわけではなく、そういう区分けなのだと思ってください。
最後にもう1つだけ。カレンダーに「2週間後」と書いておいてください。届いた資料を4つの欄でメモして2社に絞る、その締め切りです。期限がないと、半年止まった38歳の人と同じことになります。



先に決めておくだけで、電話が事務連絡になります。
ここまでの5つが決まったら、あとは送るだけです。会社を自分でチェックして選べて、しかも運営側の審査を通った会社だけが並んでいる持ち家計画のような形式なら、渡る先も社数も自分でコントロールできます。もちろん無料です。
正直に書いておくと、こういうカタログ中心の形式では、間取りのラフや資金計画までは付いてきません。会社を絞り込むまでの道具と考えてください。間取りの提案が今すぐ欲しい人は、別の型のサービスを選んだほうが早いです。
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申し込みのコツ:会社を選ぶ画面では「まとめて選択」か3社以上にチェック(1社だけでは比べられません)。電話番号・住所を正確に入力すると、提案が届きやすくなります。
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一括資料請求を使わない方がいい人・使った方がいい人


全員が使うべきものではありません。今の段階によっては、やめておいたほうがいい人もいます。
| 今は使わない方がいい人 | 使った方がいい人 |
|---|---|
| 建てるかどうかまだ決めていない | 1年以内に動くつもりがある |
| 1年以上先で情報が古くなる | 候補の会社名が3つ出てこない |
| すでに候補が2社に絞れている | 坪単価の相場が分からない |
| 連絡をまったく受けたくない | まだ1社にも会っていない |
| 相見積もりを取る気がない | 展示場に行く前に絞り込みたい |
左の列でとくに大事なのが、いちばん下です。集めた資料を比較に使う気がないなら、そもそも取る意味がありません。連絡だけ増えて終わります。
一方で、候補の会社名が3つ出てこない人は、右の列です。名前が出ないうちに展示場へ行くと、その日たまたま入った棟の会社が候補の全部になります。僕がそうでした。
すでに2社に絞れている人は、資料より見積もりの段階です。同じ条件をそろえて比べる方法は相見積もりのやり方をまとめた記事のほうが役に立ちます。



使うか使わないかより、今どの段階かで決めてください。
注文住宅の一括資料請求のよくある質問


- 注文住宅の一括資料請求は本当に無料ですか?
-
利用者側の費用はかかりません。サービスは提携している住宅会社からの紹介料で運営されているためです。あとから請求が来る仕組みではないので、そこは心配しなくて大丈夫です。
- 注文住宅の一括資料請求で営業電話はどのくらい来ますか?
-
依頼した会社の数だけ来ると考えてください。多いのは最初の2日で、そのあとは急に減ります。備考欄に連絡手段の希望を書いておくと、電話そのものが減ります。
- 注文住宅の一括資料請求で家に営業が来ることはありますか?
-
アポイントなしの訪問は、今はほとんどありません。ただ絶対にないとは言えないので、訪問は不要ですと備考欄に書いておくと確実です。心配なら打ち合わせ場所は会社側の店舗を指定してください。
- 注文住宅の一括資料請求は土地がなくても使えますか?
-
使えます。土地探しから相談に乗る会社は多いので、備考欄に土地はこれから探すと書いておいてください。冷やかし扱いされるのではという心配は、まず現実になりません。
- 注文住宅の一括資料請求は何社に頼むのが適量ですか?
-
3社から5社が現実的です。3社あれば金額が高いか安いかの判断ができます。10社を超えると読み切れず、電話の相手も分からなくなるので、増やすほど得にはなりません。
- 注文住宅の一括資料請求は途中でやめられますか?
-
やめられます。契約ではないので、資料を受け取ったあとに断っても何の負担もありません。断るときは他社と比べて決めますと伝えるのがいちばん角が立ちません。
- 注文住宅の一括資料請求の入力にどのくらい時間がかかりますか?
-
入力自体は3分から5分ほどです。ただし総額の上限と、連絡手段の希望を先に決めておかないと、埋めながら迷って時間が延びます。決めてから開くのが早いです。
- 注文住宅の一括資料請求で個人情報はどこまで渡りますか?
-
依頼した住宅会社に、氏名・連絡先・建築を考えている場所などが渡ります。依頼先を自分でチェックして選べる形式なら、渡る範囲は自分で決められます。送る前にその形式かどうかを確認してください。
- 注文住宅の一括資料請求と住宅展示場はどちらが先ですか?
-
資料請求が先です。展示場は対面なので断りにくく、比べる相手がいない状態で行くと、その日の1社が候補の全部になります。3社に絞ってから2社だけ見に行く順番が安全です。
- 注文住宅の一括資料請求のカタログはどこを見ればいいですか?
-
坪単価の帯、標準仕様の断熱等級、保証年数、施工エリアの4つだけで十分です。この4つをメモしていけば1冊5分で終わります。書いていない項目は、そのまま電話で聞く質問になります。
まとめ:デメリットは押す前の3分で消える


注文住宅の一括資料請求にデメリットはあります。ただ、そのほとんどは送信ボタンを押す前の決めごとで小さくできるものでした。
あらためて、この記事の内容をまとめます。
- 連絡は減らず社数ぶん増える
- 山が来るのは最初の2日だけ
- 備考欄の一行で手段が変わる
- 頼むのは3〜5社が適量
- 見る欄は4つだけでいい
- 断り文句は先に決めておく
家は人生でいちばん高い買い物です。それなのに、比べる相手を作る作業だけが後回しにされて、気づいたときには1社の話しか手元にない状態になります。情報の差が、そのまま数百万円の差になります。
今夜やることは1つで十分です。備考欄に連絡手段を1行書いて、3〜5社にまとめて請求する。会社を自分で選べて審査を通った会社だけが並ぶ持ち家計画なら無料で、入力も3分ほどで終わります。
どのサービスを使うか迷っている人は、注文住宅の一括資料請求おすすめランキングで自分で選べる型かどうかだけ見てから決めてください。それだけで、この記事のデメリットの3つ目と5つ目は消えます。
夫婦で意見が割れているなら、この記事の「使わない方がいい人・使った方がいい人」の表を一緒に見てください。使う使わないで揉めるより、今どの段階かの話にしたほうが早く決まります。



僕は電話を避けて、350万円払いました。
電話が来るのが嫌で閉じたあの夜の僕に、いま伝えられることがあるとしたら、備考欄にたった一行書けばよかった、それだけです。あなたの家づくりが、比べる相手のいない契約から守られますように。
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家づくり、こんなところで止まっていませんか?
- 何を基準に選ぶか分からない
- 共働きで展示場を回る時間がない
- 総額でいくらできるか見えない
- 土地探しと家づくりの進め方が不明
- 展示場で話が進むのが不安
「予算はどれくらい?」「間取りはどう決める?」「土地もまだ」。この最初の悩みをまとめて相談できるのが、タウンライフ家づくりです。希望に合った住宅メーカーの提案と、間取り・見積もり・資金計画を無料でもらえます。
僕は展示場に行って、感じのいい営業さんに会って、3か月後に1社で契約しました。比べなかった代償が350万円です。展示場に行く前に、家で比べる材料を揃えてください。
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