注文住宅の見積もりを揃えるタイミングは、予算・土地の条件・要望の3つが決まった直後と、2社に絞った後の2回です。1回目は同じ紙を同じ週に渡して概算を、2回目は同じ図面と仕様で詳細をそろえます。
| 回目 | そろえる物 | 頼む時期 |
|---|---|---|
| 1回目 (概算) | 予算と 土地の条件と 要望の紙 | 3つが 決まった直後 |
| 2回目 (詳細) | 同じ図面と 同じ仕様 | 2社に 絞った後 |
| 回答日 | 3社とも 同じ日 | 依頼から 10日以上先 |
たとえば、1社からは間取りと概算の紙が出たのに、もう1社はまだ最初の聞き取りだけ。土地の不動産会社からは「来週中に買付を入れるか決めてください」と言われている。
いまから他社に頼んで間に合うのか、何をそろえて頼めば比べられるのか。そんな夜に検索した人に向けて書いています。
僕は2021年、比べる相手がいないまま3か月で契約しました。頼む時期も段階も、そろえるという考えがありませんでした。住宅会社の側ではない立場で、法律の条文と家づくりの相談を読み、頼む時期と段階のそろえ方を整理しました。
※本記事の金額・内容は一例です。法律の条文は、2026年10月8日にe-Gov法令検索で確かめた内容です。
\ 1社で決める前に、家で比べる /
展示場に行く前に、同じ条件で複数社の間取りと見積もりを並べておく。それだけで、僕が1社だけで契約して払った350万円の差はかなり防げます。まずは家にいながら無料で取り寄せて、比べる土台を作ってください。
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| ◎ 1,320社以上 (大手35社) | ○ 厳選100社以上 | ○ 地域の 優良工務店 |
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あいみつ|「みんなの住宅失敗談」運営者。35歳・会社員(住宅・不動産業界の人間ではありません)。
- 2022年に35坪4LDKを建築
- 総額は約4,200万円
- 1社契約で350万円高くついた
- 2026年に不動産一括査定5社を実測
- 査定差は330万円
- 家づくりの失敗談を集めて発信中
合言葉は「家を買うときは必ず相見積もりを取れ」。プロフィールの続きを読む
見積もりを揃えるタイミングは2回ある

見積もりを揃えるタイミングは、3つが決まった直後と、2社に絞った後の2回です。1回目は間取りの考え方と金額のおおよそを比べ、2回目は同じ家の金額を比べます。
1回目は3つ決まった直後

1回目は、予算・土地の条件・要望が決まった週に、3社へ同じ紙を渡します。ここで比べるのは数十万円の差ではなく、間取りの考え方と金額のおおよそです。
この回に出てくるのは、土地をくわしく調べる前の概算です。数十万円の差で順番をつけても、2回目で入れかわることがあります。
知恵袋には、工務店2社にほぼ同じ時期に頼んで、5か月たっても決められないという相談がありました。
回答には「それはプランの比べ合いで、まだ相見積もりになっていない」という指摘がありました。1回目はプランを比べる回だと割り切ると、迷いが減ります。
1回目の紙がそろったら、金額の差がどこから出ているかを注文住宅の見積もりが3社で違いすぎるときの見る順番で確かめてから、2社に絞ります。
2回目は2社に絞った後

2回目は、1回目で残した2社に、同じ図面と同じ仕様でくわしい見積もりを頼みます。同じ家の金額を2つ並べられるのは、この回だけです。
同じ図面といっても、どちらかの会社の間取りをそのまま渡す必要はありません。広さや性能、ふくめる工事の範囲を紙にそろえて、2社に同じ物を渡せば足ります。
- 延床面積と部屋数
- 断熱と耐震の等級
- 窓とおもな設備の種類
- ふくめる工事の範囲
- 回答日と決める日
他社の図面を見せるか迷ったら、間取りを他社に見せるときの線引きを先に読んでください。敷地の調査や申込金の話が出やすいのもこの回で、どこまで無料かはハウスメーカーに見積もりだけ頼むときの無料の範囲で分けています。
悩む男性1社目にはもう間取りを2回直してもらっています。今から他社に1回目を頼んで、比べるのに間に合うのかな。
同じ段階の紙がそろっても最後の2社で決められないなら、ハウスメーカー2社で迷ったときに差を3つに分ける表で、条件のずれと残る差を分けてください。
契約直前に足すなら段階を戻す


契約の直前に新しい会社を足すときは、その会社には1回目の紙から渡して、2回目まで同じ順で進めます。いきなり詳細の金額だけを頼むと、段階のちがう数字が並ぶからです。
知恵袋には、土地を買った業者と間取りを決めた後で、他社に見積もりを頼むのは非常識か、という相談がありました。
回答は「先に何社か見て絞ってから図面と見積もりを頼むほうがいい」「仕様が分からなければ高い安いは判断できない」というものでした。
足した会社が追いつくには、1回目と2回目で合わせて2〜3週間はみておきます。先に進んだ会社の数字の扱い方は、このあとの「1社だけ詳細まで進んだとき」に書きました。



先に進んだ会社を待たせるのは気が引けます。それでも2〜3週間で同じ列に並ぶなら、待つ価値はあると僕は考えます。
追加で頼む目的をはっきりさせたいときは、ハウスメーカー一社だけで不安なときに確かめる5条件を使い、今の会社に聞くことと他社で比べることを分けます。
注文住宅でハウスメーカーに相見積もりを頼むタイミング


ハウスメーカーや工務店に1回目の見積もりを頼むタイミングは、予算・土地の条件・要望の3つが決まったときです。予算は伝える額を1つ、土地は条件まで、要望は1回目に要る分だけ決めれば足ります。
予算は伝える額を1つ


予算は、3社に同じ数字を1つだけ伝えます。会社ごとにちがう額を言うと、同じ家の見積もりになりません。
伝える額は、払える上限そのものではなく、「全部込みで○万円に収めたい」という形の数字です。上限と伝える額の分け方は注文住宅の予算の伝え方にまとめました。
「全部込み」に何をふくめるかも、3社で同じにします。外構・カーテン・照明・エアコンを入れるか入れないかを、伝える額の横に書いておきます。
会う時間をそろえにくいなら、注文住宅のオンライン相談の比較の仕方で、話しながら整理する方法と書面を先に受け取る方法を選べます。
土地は条件まででいい


土地は、まだ買っていなくても、見積もりに要る条件がそろえば1回目を頼めます。決めるのは土地そのものより、3社に渡す条件です。
| 土地の状態 | 3社に渡す物 | 出せる段階 |
|---|---|---|
| 土地あり | 住所と広さ 前の道路の幅 | 詳細まで |
| 候補あり (買付前) | 候補の住所 売り出し資料 | 概算まで (地盤は仮) |
| 土地なし | 希望の地域 土地の予算 | 建物だけの 概算 |
候補の土地があるなら、3社に同じ売り出し資料を渡します。会社ごとにちがう候補地で出した見積もりは、土地の条件の差がまざって比べられません。
土地なしの場合、1回目は建物だけの概算になります。地盤改良や水道の引きこみは土地が決まるまで出ないので、1回目の金額には入っていないものとして読みます。
土地や工事の条件がまだ決まらない費用は、注文住宅の総額はいつ把握できるかで確定する時期を見て、概算の空欄と分けておきます。
要望は1回目と2回目で分ける


要望は、全部決めてから頼む必要はありません。1回目までに決めるのは、金額が大きく動く物だけで、細かい物は2回目までに決めます。
| 決める時期 | 決める物 | 理由 |
|---|---|---|
| 1回目まで | 広さ・階数 部屋数 | 金額の 土台になる |
| 1回目まで | 断熱・耐震の めやす | 会社の 得意が出る |
| 2回目まで | 窓・設備の 種類 | 同じ物で 並べるため |
| 契約の後 | 色・柄 コンセント | 金額が 動きにくい |
知恵袋には、会社ごとに構造も標準の仕様もちがうのに、前提をそろえるのは無理ではないか、という相談もありました。回答の多くは「全部はそろわない」「ゆずれない所を決めて仕様書を見せてもらう」でした。
1回目で全部をそろえようとすると、決めきれずに頼む日がのびていきます。大きく動く物だけ先に決めて、残りは届いた提案を見てから決めるほうが、時期がずれません。



要望は全部決めてから頼むもの、と思うと手が止まります。1回目は広さと性能のめやすだけで、見積もりは頼めます。
届いた見積もりの段階を見分ける


同じ段階かどうかは、金額ではなく、見積もりに付いてくる紙で見分けます。間取り・土地の調べ・仕様書と期限の3つを見れば、概算か詳細かが分かります。
| 見る所 | 概算 | 詳細 |
|---|---|---|
| 間取り | ない ラフな案 | 打ち合わせ 後の図面 |
| 土地 | 調べる前 | 敷地や地盤を 調べた後 |
| 仕様 | 標準の 説明だけ | 品番や等級が 入った仕様書 |
間取りが付いているか


最初に見るのは、金額のうしろに間取りの図が付いているかです。図のない金額は、広さから出したおおよその数字だと考えてください。
図が付いていても、打ち合わせ前のラフな案なのか、要望を聞いて直した図なのかで段階がちがいます。図の日付と、何回目の打ち合わせで出た図かを、余白にメモしておきます。
3社のうち1社だけ図がないなら、その会社には「この金額は、どの広さと間取りで出していますか」と聞きます。答えが返ってくれば、ほかの2社と同じ列に置けるかどうかが決まります。
土地を見て出した額か


次に、その金額が土地を調べる前か後かを聞きます。「これは土地を見る前の数字ですか」と聞けば、段階はすぐ分かります。
地盤改良や水道の引きこみ、道路の幅に合わせた工事は、土地を調べないと決まりません。調べる前の見積もりでは、仮の金額で入っているか、入っていないことがあります。



こちらは敷地を拝見する前の概算ですので、地盤の費用はまだ入っておりません。
こう返ってきたら、ほかの2社にも同じ質問をして、3社とも「見る前」か「見た後」かをそろえます。仮の金額がどの行に入っているかは、注文住宅の見積書の見方で本体・付帯・諸費用に分けると見つけやすくなります。
仕様書と期限があるか


最後に、仕様書と有効期限が付いているかを見ます。仕様書のない見積もりは、同じ金額でも中身が決まっていません。
有効期限は、見積書のすみに小さく書かれていることがあります。見当たらなければ「この金額はいつまで有効ですか」と聞いて、3社分を表の同じ列に書きます。



見積書に有効期限があるなんて、契約したころの僕は考えたこともありませんでした。
知恵袋の回答にも、材料の値段は動くので見積もりには本来有効期限がある、書いていなければ確かめて、という声がありました。期限がばらばらだと、比べている間に1社だけ金額が変わることがあります。
段階がずれたときの見積もりの揃え直し方


段階がずれたら、進んだ会社に合わせるのではなく、比べる列をそろえ直します。頼み直す文は、比べていることを先に言うと短くすみます。
1社だけ詳細まで進んだとき


1社だけ詳細まで進んでいるときは、その会社が最初に出した概算を、1回目の列に置きます。詳細の金額は、2回目の列が埋まるまで横に置いておきます。
詳細の金額は、打ち合わせで足した物や、土地を調べて分かった費用が入っています。他社の概算と並べると、進んだ会社だけが高く見えてしまいます。
最初の概算の紙が手元にないときは、こう頼みます。
ていねいに進めていただき、ありがとうございます。家族と整理したいので、最初の打ち合わせで出していただいた概算と、いまの見積もりとで増えた所を、項目ごとに教えていただけますか。
増えた所が分かれば、それが他社の2回目にも乗ってくる物なのか、その会社だけの物なのかを分けられます。
待ってもらう日と各社の宿題は、ハウスメーカーの同時進行を管理する方法の表にまとめると、どの会社を待っているかが混ざりません。
1社だけ概算のままのとき


1社だけ概算のままなら、ほかの2社に渡した紙と同じ物を渡して頼み直します。他社の金額を伝える必要はありません。
同じ条件でほかの会社にもお願いしていて、そちらは土地を見たうえでの見積もりが出ています。同じ段階で比べたいので、この条件で、土地を見たうえでの見積もりを○月○日までにいただけますか。
それでも日付が出ない会社は、待つかどうかを決める段階です。待つか切るかの目安はハウスメーカーの見積もりが遅いときの待ち方に書きました。
1か月以上ずれたとき


届いた時期が1か月以上ずれたら、早く届いた会社に「今の時点でも同じ金額ですか」と確かめ直します。材料の値段や、会社のキャンペーンの期限は、時期で変わるからです。
○月○日にいただいた見積もりについて、ほかの会社の分が今月そろいました。有効期限と、今の時点で金額が変わる所があれば教えていただけますか。



1社目の見積もりは2か月前の物です。今さら聞き直すのは、なんだか気が引けます。
聞き直すのは、比べる前のふつうの確認です。期限の切れた数字のまま比べて、契約の前に金額が変わるほうが、話がこじれます。
知恵袋には、土地の決済の期日があって急いで見積もりを取り、3週間で最初の金額から上がった、という相談もありました。
回答した設計の人は、最初の見積もりの入力が粗かったのではと書いていました。早く出た数字ほど、段階と期限を確かめてから並べます。
回答日は10日以上先の同じ日にする


回答日は、3社とも依頼から10日以上あけた同じ日にします。同じ日に届けば、同じ時期の数字で比べられます。
10日は、法律の見積もり期間を目安にした数字です。
建設業法の20条3項は、工事を頼む側に、内容をできるだけ具体的に示したうえで、契約までに見積もりに要る期間を取るよう決めています。
その期間は施行令5条の9で、工事1件の予定価格が500万円以上5,000万円未満なら10日以上、5,000万円以上なら15日以上です。
法律が決めているのは、内容を示してから契約を結ぶまでにあける期間で、回答日の決まりではありません。ただ、会社が見積もるのに要る日数の目安になるので、回答日を10日より手前に置かないほうが無理がありません。
同じ法律の20条4項では、頼む側が求めれば、会社は契約が成立するまでに見積書を渡すことになっています。口で聞いた金額だけで比べず、紙でもらってください。
| 日 | やること |
|---|---|
| 1日目 | 同じ紙を3社に渡す 回答日を伝える |
| 7日目ごろ | 進み具合を1通で聞く |
| 11日目 | 回答日。段階を見る |
| 14日目ごろ | 2社に2回目を頼む |
この表は一例です。土地の買付の期限が先に決まっているときは、次の章の順番で組み直してください。



回答日を1つにしておくと、早く届いた1社だけで気持ちが決まってしまうのを防げます。
3社と会う日をそろえるのがむずかしいときは、家から同じ条件を同じ日に送る方法もあります。会社ごとに打ち合わせの回数がずれないので、1回目の段階がそろいやすくなります。
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もう2社に絞って詳細の段階にいる人や、建築条件付きの土地を買う予定の人、すでに契約を済ませた人には向きません。2回目は、いまの2社に同じ図面と仕様で頼めば足ります。
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土地が先に動くときの見積もりの順番


土地の買付や決済の期限が先にあるときは、土地を買う前に概算をそろえ、土地が決まってから詳細をそろえます。見積もりが全部そろうのを待ってから土地を決める必要はありません。
買付の前は概算で足りる


買付を入れる前にそろえるのは、候補の土地で建てたときの概算までです。土地を買う前に詳細まで求めると、土地の期限に間に合いません。



不動産会社から「来週中に」と言われています。3社の見積もりを待っていたら、土地が売れてしまいそうです。
知恵袋には、土地を買う前に見積もりを頼めるか、買った後で建物の金額が上がらないか、という相談がありました。回答は「頼めるが概算になる」「地盤は買ってみないと分からない」というものでした。
買付の前は、3社の概算が予算の目安の中に入っているかだけを見ます。
入っていれば土地を進め、詳細は土地が決まってからの2回目にまわします。買付で二番手と言われたときの動き方は、土地の買付で二番手と言われた日にやることに書きました。
- 頼むのは概算だけにする
- 回答日は期限の2〜3日前
- 同じ紙を同じ日に渡す
10日は契約を結ぶまでにあける期間の目安で、概算を早めにお願いすることまで止める決まりではありません。条件を紙で渡せば、概算を数日で出してくれる会社もあります。
期限までに届かなかった会社は、土地が決まったあとに同じ紙で頼み直せば、比べる列に戻せます。
同じ土地を全社に渡す


候補の土地が決まったら、その土地の資料を3社に同じように渡します。土地を見つけた会社がどこでも、見積もりの前提は同じ土地にそろえます。
- 売り出しの資料
- 住所と地番
- 敷地の広さと形
- 前の道路の幅
知恵袋には、3社に土地探しを頼んでいて、1社が見つけた土地でほかの2社にも見積もりを頼んでいいのか迷う、という相談がありました。回答は、建築条件のない土地を選び、同じプランと仕様で見積もりを比べる、という順番でした。
土地を見つけてくれた会社には、「この土地で、ほかの会社にも同じ条件で見積もりをお願いします」と先に伝えておきます。あとから知られるより、気まずさが小さくてすみます。
建築条件付きは別に考える


建築条件付きの土地は、建てる会社が決まっている土地なので、建物の見積もりを他社とそろえる比べ方はできません。比べるなら、土地ごと別の候補と並べることになります。
建築条件が付いているかどうかは、売り出しの資料や不動産会社への質問で、買付の前に確かめます。付いていると分かった時点で、その土地の見積もりは、ほかの土地の見積もりと横に並べる物に変わります。
建築条件のない土地を、住宅会社から紹介されることもあります。その場合も、建物はほかの会社にも頼めるかを、買付の前に一言聞いておきます。
僕が見積もりを揃えられなかった理由


僕には2回目がありませんでした。急ぐ理由が3つ重なって、比べる時期を作らないまま3か月で契約したからです。
2021年、妻の実家から土地をゆずってもらう話が動いていました。長女が小学校に上がる頃までには落ち着いた家にしたい、とも考えていました。
そこに「いまの金利のうちに」という話を聞いて、僕のほうが早く決めたくなりました。3つとも、待つ理由ではなく急ぐ理由に見えていたんです。
入居した翌年の春、同じ頃に同じくらいの35坪4LDKを建てた同僚が、総額でうちより約300万円安かったと知りました。どうしたのか聞くと、「最初に5社くらい同じ条件で見積もりを取って、いちばんバランスがよかったところにした」と当たり前のように言いました。



同僚の話で効いたのは、金額より「最初に」と「同じ条件で」の2つでした。
急ぐ理由があっても、1回目を同じ週にそろえるだけなら2週間ほどで終わります。あのとき2週間を使っていれば、土地の話にも、長女の入学にも間に合っていました。この記事の2回と回答日は、当時の僕が持っていなかった段取りです。
見積もり・揃える・タイミングのよくある質問


- 注文住宅の見積もりは、いつ頼むのが一般的ですか?
-
予算・土地の条件・要望の3つが決まった直後に、複数社へ同じ条件で概算を頼むのが始まりです。2社に絞ったあと、同じ図面と仕様でくわしい見積もりをもう一度頼みます。比べる回を2回に分けると、段階のちがう数字が並ばずにすみます。
- 土地が決まっていなくても、見積もりを揃えることはできますか?
-
建物だけの概算ならそろえられます。希望の地域と土地の予算を3社に同じく伝え、地盤改良や水道の引きこみは入っていないものとして比べます。くわしい見積もりをそろえるのは、土地が決まってからです。
- 見積もりは何社に揃えて頼めばいいですか?
-
1回目は3社、2回目は2社が目安です。3社なら同じ週に紙を渡して回答日をそろえやすく、2回目の同じ図面での見積もりも2社なら負担が重くなりません。展示場やカタログの社数とは分けて考えると、ハウスメーカーを何社回るかの目安も決めやすくなります。
- 工事の見積もりにかかる期間は、どのくらいが適正ですか?
-
建設業法の施行令では、頼む側が内容を示してから契約までにあける見積もりの期間を、予定価格が500万円以上5,000万円未満の工事で10日以上、5,000万円以上で15日以上と決めています。回答日の決まりではありませんが、目安にして依頼から10日以上あけると無理がありません。
- 見積書はいつもらえるものですか?
-
建設業法20条4項で、頼む側が求めれば、会社は契約が成立するまでに見積書を渡すことになっています。口で聞いた金額しかないときは、紙でほしいと伝えてください。紙があれば、3社分を同じ表に書き写せます。
- 複数の会社に同じ条件で見積もりを頼むのは、違法ではありませんか?
-
違法ではありません。建設業法が頼む側に求めているのは、内容をできるだけ具体的に示すことと、見積もりの期間を取ることです。複数社に同じ条件で頼むことを禁じる決まりはなく、同じ条件を示して日数をあけるやり方は、この考え方にも合っています。
- 見積もりの有効期限が過ぎたら、どうなりますか?
-
同じ金額のままとはかぎりません。期限が過ぎた見積もりは、今の時点で金額が変わる所がないかを聞き直してから比べます。期限が書いていない見積書は、届いた時点で期限を聞いておきます。
- 回答日を過ぎても見積もりが届かない会社は、待つべきですか?
-
1通だけ進み具合を聞いて、次の日にちが返ってくれば待ちます。日にちが出ないなら、届いた会社だけで1回目を進めます。1社を待って全体の時期がずれると、ほかの会社の数字が古くなります。
- 比べ終わって断る会社には、いつ伝えればいいですか?
-
2社に絞った日に、残さなかった会社へ伝えます。2回目の詳細を頼まない会社に、それ以上時間を使わせないためです。伝え方はハウスメーカーの断り方と理由の伝え方に例文をまとめています。
まとめ:見積もりを揃えるタイミングは2回、段階は紙でそろえる


見積もりを揃えるタイミングは、3つが決まった直後と、2社に絞った後の2回です。届いたら金額より先に、間取り・土地の調べ・仕様書と期限で段階を確かめます。
- 1回目は3つ決まった直後
- 2回目は2社に絞った後
- 予算は伝える額を1つ
- 要望は大きく動く物から
- 段階は付いてくる紙で見る
- 回答日は10日以上先の同じ日
- 土地を買う前は概算まで
家の金額は、同じ条件の数字が並んではじめて、予算に合うかどうかを自分で判断できるようになります。頼む時期がずれただけで、比べられない紙が1枚ずつ増えていきます。
会う日をそろえにくいときは、家から同じ条件を同じ日に送り、1回目の間取りと資金計画をそろえる方法も使えます。ほかのサービスとの違いは注文住宅の一括資料請求サイトのおすすめで比べています。
1回目の紙は、今夜でも作れます。広さと性能のめやすを書いたら、3社に同じ日に渡してください。
家づくり、こんなところで止まっていませんか?
- 何を基準に選ぶか分からない
- 共働きで、会社を調べる時間がとれない
- 総額でいくらできるか見えない
- 土地探しと家づくりの進め方が不明
- 1社の話だけで決めていいか迷っている
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